松山で開催しているパーマコンプリートの模様

2013.04.17 Wednesday 16:21
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     こんにちは!

    リスぺクツ開発の戸石です^^


    少し僕がしている講習会の事を書こうとおもいます。


    もうかれこれ6年くらい前から、美容師さん向けに全国で

    講習をさせていただいております。



    もちろん、ガチパーマ 笑


    現在は、SPA(シャンティパーマネントアカデミー)と名前を変えて

    いますが、5回コースの講習があります。


    今回、松山はパーマコンプリートとして4回コースでやらせていただい

    ているのですが、どんなことをしているのかをお話します。



    2月から月1回でスタートしたパーマコンプリート



    松山パーマコンプリート一回目の座学の模様

    一回目は座学を6時間 笑



    パーマの基礎理論を学びます。

    ケミカルという枠だけじゃなく、カウンセリングなども含めて

    総合的にサロンワークのパーマを分解し、

    ひとつひとつの意味を学び、

    それを再構築していく作業をしてもらいます。


    自分でマニュアルを組み立て、パーマデザインを構築できるように。






    14名というかなり少人数制の講習です。


    年齢もバラバラです。


    最近、女性が増えてきたことがうれしいです 笑


    男ばっかってのもなんだかむさくるしいですし 爆




    コースの講習って、

    本気でパーマうまくなりたいって人しか来ないので、

    僕もその気持ちに負けないように毎回試行錯誤して教えさせて

    いただいてます。







    二回目からは、実践編として、一回目で学んだことを具体的に

    落とし込んでいきます。


    2回目以降は毎回僕のデモンストレーションからスタート。





    パーマで重要なことを、しっかり伝えたい。



    これって、デザインはもちろんですが、


    頭でいくらこんな風に作りたいって念じても、


    念じるだけじゃそうならないんですよね。


    ただなんとなく巻く。

    なんとなく薬を選定する。

    だいたいこんな感じかなでカットする。

    かけてみて、あー違うなって思ったらアフターカットすればいい。


    かけちゃったもんはカットでなおりきらないですよね?


    プロセスの中のひとつひとつの曖昧さが、


    曖昧な仕上がりをうんでしまう。


    そして、デモを間近で見て、


    同じ薬、同じ時間、同じロッドで巻いたはずなのに、、、、


    仕上がりが同じにならないことを感じてもらう。



    ネットのやりとりだけじゃわからない、見えない部分が

    実は一番大事だったりする。







    最初は混乱する人も多い。


    習ってきた、やってきた方法があるから。。。




    まったく違う考え方とやり方で、やってもらう。


    うまくいったり、いかなかったり、


    でも、悶々とした日々があるから「変われる」って思うんです。


    月曜日は3回目だったんですが、


    一回目よりも、二回目よりも、


    質問が多くて、目が輝いてるように見えました。



    コースの意味ってここなんです。



    3回目くらいからぐっと意識が変わってくる人が多い。


    それはたぶん「出来るようになった」からだけじゃなく、

    「出来なてない」部分が明確になったからなんじゃないかって

    思うんです。







    僕もコースは一番真剣にやります。

    ほかが雑ってことじゃなく、

    受けてくれているみなさんが熱いから。


    見てやろうって人が来ない。

    真剣にうまくなりたい人だけだから、こっちもついつい熱くなっちゃうんですね。。








    2回目より、3回目って

    だんだんデモを見ている距離が近くなってくるんです 笑





    カメラ目線のファジーさん  おまけ画像 笑









    質問もたくさんになってきます。


    わからないところが「わからなかった」


    それが、


    回数を重ねるごとに、

    わからないところが「わかってきた」



    これ、かなり重要な変化ですよね。


    質問が無いんじゃなく、何がわからないかがわからない


    って方が、「ここがわからない」ってわかったわけですから。


    そうなると、後はやっていって、経験していくことで、



    つかめる一瞬が必ず来るんじゃないかなっておもいます。


    人は忘れます。


    コースは忘れさせない為にある。って僕は考えています。


    最低でも4カ月はずっと頭に「パーマ」があるわけですからね。


    これから、僕の講習をと考えている方には、

    コースがおすすめです。


    来月で、松山のコースは最終回なんですが、

    パーマが楽しくなってもらえるよう、僕も

    ない頭ひねって良いファイナルを迎えられるように

    お手伝いできればとおもっています。


    来月もよろしくおねがいします^^




    講習日程はこちら

    http://www.re-spects.co.jp/workshop/


    講習のご参加は、リスぺクツへ直接お問い合わせください^^

    FBページもぜひ「いいね」おねがいいたします。

    講習のお知らせも随時フェイスブックページでお知らせしております。






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    サロンワークにおける`俺流`コントロール(11)〜パーマのむずかしさ 

    2013.02.10 Sunday 11:45
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       こんにちは!


      さてさて、 薬の話が一段落ついたところで、ちょっと方向性を変えてみようと

      思います。



      皆さんはパーマって何がむずかしいって感じていますか?


      僕は、、、


      .悒▲タなどのスタイルから逆算していく事がむずかしい

      ▲瀬瓠璽犬琉曚覆詒韻両態に合わせていく事がむずかしい

      お客様のご自宅での再現性を高める事がむずかしい

      ぅット・カラーと連動して提案していく事がむずかしい

      ト容師側のパーマの形のイメージとお客様のイメージとのギャップを埋めるのがむずかしい

      似あわせや流行を取り入れる事がむずかしい



      ようするに「どこで間違ったのかが明確になりにくい」って事だと考えます。

      「こんな風にしたい」

      とイメージしたところから、


      パーマで曲がったり縮んだりする事を計算してカットをする

      根本・中間・毛先でダメージの異なる髪に薬をあわせる

      仕上がりのイメージをしながらロッドの大きさを計算する

      お客様が再現できるようにスタイリングのアドバイスをする


      こうして、やってきたのに、、、


      「すぐとれてしまった」

      「サロンでやったように出来ない」

      「傷んだ」

      「自分には似合っていなかった」

      「イメージと違った」



      などなど言われてしまうと


      カットならカットで成立するのに。。。

      カラーならカラーの色である程度成立するのに。。。


      パーマだけはどこかが食い違うと全く別物になってしまう。。。



      もちろんカットもカラーも深く考えると絶対にむずかしいものです。

      パーマだけがとは言えないんですが、様々な連動性を考えたり、

      案外矯正かけてるような厳しい状態のお客様がパーマを求める事が

      多く、リスクも大きいんですよね。

      フォーカスされるポイントが多いってのが問題です。


      そして、曲げるという大きく形状を変化させてしまう技術だということ。



      ここのところよく考えている事があります。それは、



      形状の変化は印象を変える。



      ナチュラルな雰囲気だった方をフェミニンにとかはいいけど、


      クールっぽいイメージで考えたのになんか柔らかい感じに、、


      エレガントにしようとしてかかりすぎてミュージシャンみたいになっちゃったり、


      硬い毛質を柔らかく見せようとしてカツラみたいになっちゃったり。。。汗





      実際に本当にパーマが怖いのって傷んでしまったりすることじゃなく、


      計算が外れて印象が違う方向に変わってしまう事だったりする。




      プラスの変化とマイナスの変化がある。




      でも、、、



      ちまたでは、


      「◯◯パーマで傷まない」


      「縮毛矯正毛にもかかります」


      「◯◯ウェーブで再現性ばっちり」


      「アクアパーフェクトスーパートリートメント形状記憶ウルトラカール」 爆


      とかね、、、



      なんか、、、



      傷まないにフォーカスしすぎw



      逆に、スタイル提案と作るイメージが良かったら、


      そのお客様は傷んだから切ろうって美容師が言えば言う事聞いてくれると思う。




      ダメージケアもそこをメインにやってほしいお客様もいれば

      デザインメインにやってほしいお客様もいる



      「パーマは印象を変える」




      ダメージのリスクより印象のリスクが大きいのかなって


      最近思うようになりました。




      でね、3月にメイクスクールに行くことにしました 爆




      パーマとメイク???



      フレームである髪を考える時に「顔」ってはずせないかなって。




      かといってメイクをパーマの人にやるって話じゃないですよw





      形の印象を理解して「パーマ」ってスタイルを


      かかった・かからなかったじゃなく、


      フィットするように考えられんじゃないか?って事ですね。



      パーマの問題点の中での

      ・似合わなかった(印象のリスク)

      ・傷んでたりしてうまくかからなかった(ダメージコントロール)

      ・すぐとれてしまった、うまくできなかった(再現性)



      このあたりが解消できると「パーマが美容師もお客様も好きになる」かもしれませんね^^



      こういったことに付随してくるのが技術ですよね^^


      では!




      お知らせ


      カットを学びたいって考えている方

      ちょっとこのブログ読んでみてください^^

      気づきがたくさんあると思います。

      カットスクールg・D・Cを主催する吉田さんの
      Hair Cut 右手の法則 【g.D.C】


      それともっとパーマの事知りたいという方

      僕が主催するS・P・Aで一緒に学びませんか?

      4月から5回コースで開校します


      詳細はFacebookページにて
      https://www.facebook.com/events/370923013004235/



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      サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(10)〜リボルバーの話(最終話)〜

      2013.02.04 Monday 18:48
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         さてさて。


        10回にわたりリボルバーシリーズの説明や使い方と

        「薬剤コントロール」の序章である薬の話をしてきました。


        ついつい商品より考え方を重視した内容になってしまいますね 笑



        コントロールに必要な要素

        1,薬を知ること (使用している薬剤のpHや還元剤の種類などを把握する)

        2,還元剤を知ること(チオやシステアミンなどの性質をざっくりつかむ)

        3,アルカリを知る (どんなpHでどんな作用をしているのかをざっくりつかむ)

        4,素材(髪)の状態を見極める (ダメージとかね)

        5,施術の流れ(マニュアル)を疑う(考える) (なぜそれすんの?とか)

        6、大きくはデザイン。そこからカット、そして「ワインディング」という技術と薬の関係を知る
          (ロッドやスライスの厚みでかかり具合は変化するわけですから薬だけ知っても無駄)


        これは最初にお話したコントロールに必要な要素です。


        今回までの10回で1〜3までのさわりみたいな話はできたかと思います。




        「パーマスタイル」という一連の流れを考えた時に


        カット

        ワインディングなどの技法

        プロセス(コールドなのかデジなのか)

        スタイリング

        薬剤のコントロール


        これらの中で何が一番大事か?なんて話は


        私と仕事どっちが大事なの?って言われてるようなもんで不毛ですよね 汗



        すべては一線上につながっていてゴールがあるわけです。



        で、これらはカバーしあう関係もあります。


        失敗したけどスタイリングでごまかすってのもありますよね 爆


        ごまかすってのはまずいですけど、


        どうしても新規のお客様のビフォアのカットが軽すぎてって時はワインディングでカバーしたり、

        デジパーなどで熱を使うケースにダメージが怖いから薬のコントロールでカバーしたり、

        どうしてもかからないお客様に薬を強くするだけじゃなくスタイルに応じてですが、

        レイヤーや削ぎでカバーしたり。

        ダメージ毛に弱い作用の薬でかけられるようにワインディングや熱を利用したり。

        一つ欠けるとあやふやになってしまう事もいろいろな側面から

        カバーできる事でできる幅も広がるはずです。



        薬を知ったり使い込んで自分なりの方法論が生まれてくれば技術の幅も


        もっと広がるんじゃないかって僕自身感じています。


        ですので、今回までの10回は序章みたいなもんではありますが、


        薬の知識やコントロールは無くても仕事はできるけど、あると幅が広がる。


        これが僕の出したケミカルってもんを勉強したり実験したりしていく意味です。



        リボルバーの話は今回でひとまずまとめますが、


        今後は写真など使ってプロセスや、具体的な例など

        書いていきつつグリシスの話もしていこうと思いますのでよろしくおねがいします。



        この10回は一番ややこしい話をするので写真とかイメージをって考えたんですが、

        文章でイメージさせるって訓練として自分自身に文章だけ縛りを課していたので文字だけのつまらな

        い感じになっちゃっていたことお詫びします。。




        ではまた^^



        お知らせ

        薬剤コントロールを理論から実践まで様々なケースを通して

        学んでいく5回コースの講習SPAベーシック受講生募集中。

        パーマに悩んでいる方は是非☆





        詳しくはコチラ ↓ SPA(シャンティパーマネントアカデミー) ↓

        https://www.facebook.com/events/370923013004235/









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        サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(9)〜リボルバーの話9〜

        2013.01.31 Thursday 12:07
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           こんにちは!

          いやー話は長いは薬の話だはでマニアックな感じになっちゃったでしょうか?


          やっとすべてのリボルバーの話が出たところで、


          いちよマニュアルでは無いですが、僕がどう薬をリボルバーでコントロールしているか

          書いておきたいとおもいます。




          考え方としては、


          コールドパーマの薬剤選定をベースに


          クリープやデジタルパーマなど「熱」を使う場合はアルカリ(pH)を下げる


          ってのが鉄則です。

          熱により促進される部分もありますし、デジなどは変性をともなう温度まで上げて

          いきますので極力1液のアルカリをおさえて考えていくと失敗しにくいです。



          コールド=薬のパワー100


          でパーマをかけると仮定すると


          デジ=薬80

          にするようなイメージです。


          薬液のコントロールが普通にできていれば過去のデジタルパーマのような

          ビビリやバサバサは出ないとおもいます。

          熱でダメージが加わる分を薬を減らす感じでしょうか。

          そしてその分をワインディング含めてカバーしていく事が大事になってきます。


          第一のコントロール

          最大のダメージコントロールは薬を抑えて技術(ワインディング)でカバーする。

          シンプルですが当たり前の事を真剣に考えて見ることも必要ではとおもっています。


          講習ではこの部分を特に強化していく為の「考え方」をお話しています。



          コールドの薬選定マニュアル(イメージ)


          健康毛 TC 

          ローダメージ TC+CA=1:1〜2:1 もしくは、 TAのみ

          ミドルダメージ TC+CA=1:3 もしくは CAのみ もしくはTA+CAのMIX

          ハイダメージ スピエラ もしくは CA+AC=1:1



          第二のコントロール

          還元時間(タイム)コントロール。ワインディングも含めての事ですが、

          対象毛髪に対してロッド細めて時間を短くしたり、少し弱い薬で時間を長くしてみたり。


          髪質やクリープするのか?など条件に合わせてコントロールする。




          ノンアルカリ(中性や酸性の薬)はテストカールの時点でアルカリのテストカールよりも

          しっかり入ってないとダレやすいです。

          膨潤をおさえている分還元だけの力を頼る事になり、結果ウェーブがでにくい。


          剤を知ってプロセスを作るっていうのはこんな事を考えてやっていきます。


          そのためにはざまざまな薬を使うより一点強化でその薬を身体で覚える必要性

          がでてきます。



          ベーシックなMIXをいくつか話ましたが、こっから応用!


          柔らかさを重視するケースではCAがメインに働きますが、弾力性が欲しいケースでは

          ACをベースに組んでいくと弾力感がでてきます。

          TC+AC でMIXしていく感じです。

          細毛・軟毛のケースでは

          ちぇ☆ケラ+AC=1:1 を前処理に塗布し、ワインディング後アクティブでTC+AC(CA)

          で調整します。


          よほど硬毛じゃない限りはウチではちぇ☆ケラ+AC=1:1はノンカラー毛以外は
          ほとんどのケースで使用しています。

          毛先と中間のダメージの条件や削ぎも違うので毛先の処理はほとんどこれでする形になります。



          グレイカラー+ご年配のお客様の対応

          白髪を染めていないケースでは一見髪にハリがあるように

          見えますが、実際はメラニンも無く表面は強いが内部が脆いイメージが

          白髪にはあります。

          そういったケースに健康毛であってもTCを単品で使うと髪が荒れやすいので、

          僕のお客様は

          TC+CA=2:1

          薬を少し弱めて放置時間を長く取る。 これで調整します。



          グレイカラー+の場合

          艶感重視の場合はスピエラを使用

          わりとしっかりかけたいケースではスピエラだけでは弱いケースがあるので

          (1B+TA=2:1)+1A=10:1

          例 (40g+20g)+6g=66g 一人分イメージ

          TAのチオを加えることでpHも若干上がりかかりが良くなりつつ、

          質感はスピエラのものになります。

          前処理にはAC+ちぇ☆ケラを使います。場合によってちぇ☆ケラのみのケースもあります。


          グレーカラーじゃなくわりとダメージしているケースでも使えます。



          システアミンの臭いを気にするお客様の場合


          健康毛へは使えませんが、

          TA+AC 

          のMIXで対応します。

          ACは酸度をあげてなく、緩衝性は少ないのでミドルダメージくらいで

          TA+AC=2:1〜3:1

          でpH下がり過ぎずに使えるとおもいます。


          最近、MIX時の細かいスペックとう聞かれるケースもあるのですが、

          応用編のような細かいケースの場合細かいスペックつが大事ではなく、

          使ってみてだいたいをイメージする流れも大事だと思います。



          クリープなど水洗後に加熱していく場合


          第一・第二コントロールでの話と重複しますが、

          コールドよりもタイムもしくは薬液パワーを若干おさえるなど配慮が必要です。

          クリープについてはまた今後お話していきたいとおもいます^^





          というわけで、9回にわたったリボルバーの話も次回で最終回です。



          まとめをして、別の章に行きますね。


          では!
          category:戸石のパーマな話 | by:しゃんてcomments(0) | - | -

          サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(8)〜リボルバーの話8〜

          2013.01.28 Monday 10:57
          0
             さて、今日はリボルバーの話最後となるリボルバーMIX(スピエラ)の話です。



            最後であって僕の最初にリスペクツで発売した記念すべき薬剤でもあります。



            発売日は2006年10月25日。


            もう6年も前になります。



            なので、テスト開始を含めると僕がスピエラにかかわって7年がたちました。



            それ以上前から「髪とダメージ」についてずっと考えていました。



            頭で考えるより行動しちゃう僕は当初メーカーでの販売ではなく、


            「自分のサロンと仲間だけつかってくれればいい」


            との考えの元、僕のサロンShantyのオリジナルの薬として作っていました。。。


            今考えるとゾッとしますね 笑


            リボルバースピエラが店に200本とか届くんですよ!

            2液とか合わせたら店内スピエラ一色です 爆


            配送業務やすべての処理を店でやるなんて。。。



            売れればいいかもですけど、スピエラのみですw


            そんな事は一切考えずにとりあえず進んでやっていた時に


            今のリスペクツメンバーとも出会いました。



            開発中はmixiで美容師仲間といろいろ話しあったり、テストしてもらったり、

            ほんと現場で出来た薬って感じでした。




            丁度その発売間近まで近づいてきた時に


            リスペクツもメーカーとして産声をあげようとしている時でした。



            ディーラーの2代目として何か新しい方向を模索していた現社長「山上」


            ディーラーとして働いていたが、新しい事を自分達で起こしたいと考えていた

            マネージャー「帝」と「湯本」



            帝とは手探りで開発はじめた当初からの付き合いでしたので、


            「メーカーやって何か作ったらウチ持ってこいよ」

            「戸石さん(兄ぃって呼ばれてますけどw)が作ったのもいつかウチで売りたいです」


            なんて会話をしてたっけ。。



            今でも覚えている帝の一言がある。



            「在庫かかえて販売する大変さ知ってますか?

            戸石さんは美容師でしょ?現場とお店しっかりやってください。

            戸石さんが作ったモノは戸石さんの意思と一緒にリスペクツが引き継ぎます」



            と、、(あれ?こんなカッコ良かったっけ帝。。爆)



            まー思い出なんで美化されているとは思いますがだいたいこんな感じです 笑




            この言葉があって僕はリスペクツの一員になる事を決めました。



            「現場美容師であるという事を最優先してくれた形で薬剤開発だけを僕が担当する」



            これは今でも守ってくれていて僕は安心して自由に作ったりテストしたりする

            事ができています。



            後ろにリスペクツメンバーがいるから。


            山上・帝・湯本は僕にとって信頼できるかけがえのない大切な仲間なわけです。


            僕が作ったモノを良い形で世に広めてくれる。




            みなさんにとってのスピエラは酸性領域でかかる薬とか質感が良いとか


            っていう使い手の気持ちがメインであると思います。


            僕にとってのスピエラは


            「人との縁をつないでくれ、想いを形にしてくれた思い出深い還元剤」です。


            クッサイ香りを嗅ぐと当時を思い出して涙出てきます 爆



            あー結局話長いですね。。すいません 汗



            ブログ書きながら昔の事ばっか思い出しちゃって

            全然筆が進まないからスピエラ最後にまわしたんです。。。



            自分で作った薬すべてにドラマがあって、裏の成分表記やスペック見てると


            その当時考えていた事ややっていた事、話していた事がリフレインしてくる。


            雑だった部分や考えがいたらなかったトコや、思い込んでいた部分とか


            昔の懐かしいアルバムをのぞいているような感覚になります。




            。。。








            さーさてそんな思い出にひたりながらリボルバーMIX(スピエラ)のスペック行きます!!







            リボルバーMIX (1A+1Bを1:10で混合して使います。)

            混合時 pH5.0 スピエラ 1.8% システアミン0.5%

            対象毛髪は ミドル〜ハイダメージ 


            2006年当時 スピエラは昭和電工が開発した新還元剤として様々な

            メーカーからこぞって発売されていました。


            「弱酸性領域で脅威のウェーブ形成力」

            「両親媒性でアルカリ無しで浸透するからダメージレス」


            これがフレコミでした。

            通常のチオやシスアミやシスはアルカリで活性なのに対して

            スピエラだけは酸性域で活性しウェーブ効果が上がるという還元剤。


            世はシステアミンカーリング剤ブームのまっさかりで、その中での新還元剤の

            発売に僕達もこころおどりました。


            発売当初の問題点は作業中の臭い!!!

            相当な臭さでした。サンプルテストとかしたくないくらい 笑



            でもそれを忘れさせるくらいのプルッとした独特の質感。


            そして、アルカリ悪と考えていた当時の僕には(今は違いますよw)

            奇跡の薬だって感じたんです。


            ハイダメージでも怖がらなくて大丈夫って思いました。



            初期のスピエラは問題点として、

            ・臭い
            ・カラーの退色(pHが低かったり還元力が高い事など)
            ・かかるけど持たない(ドライでだれやすい)
            ・ミドル〜ハイダメージ毛には良いが、そんなダメージじゃない部分のかかりが弱い


            など質感は良いけど。。。な面が多く存在していました。


            今から考えれば当たり前の事ですが、側鎖結合のひとつである塩結合を斬らずに

            シスチン結合でウェーブ形成するわけですからある程度まではかかるけど

            部外品やアルカリカーリング剤と比べると弱い作用に感じたわけです。


            ソコから、第二世代のスピエラの登場となりました。


            スピエラは使うたびに混合して使うのですが、スピエラの原液が入っている

            方には1:10で使うので10倍くらいで1.8%になるように18%くらいの濃度の

            ものが入っているのですが、水と合わさると変化してしまう為水ではない溶剤と

            組み合わせてあるんです。(1Aの部分の話です)

            この溶剤を変えることで

            ・かかり具合の向上
            ・カラーの退色が少なくなる
            ・臭いの緩和

            などすべて完全では無いのですが初期スピエラより不満点が改善されていったのです。


            僕も新しい溶剤で1Aを作ってもらい1Bは同じで旧タイプとの差が出るかのテストを

            重ねました。


            が、、、


            つかここで気づいた事が僕のダメージに対しての今の考えのベースになっているんですが、

            かかるけど毛先の質感が前よりボソッとするんです。


            質感重視のスピエラなのに質感あんまり良くないってどうよ!


            そして「しっかりかかるって事はダメージも進行している」って事なんだって

            考えられるようになったんです。

            で何度テストしてもどうしても毛先の質感が気に食わず、かかりゃいいってもんでも無いし、

            ダメージ毛に安心できないならたとえ臭くても現状のままで十分という結論にいたりました。


            そのまま6年変わらずです 笑


            僕はいろいろ触りましたけどこのリボルバーのスピエラの質感を超える
            質感は他で感じたことありません。(好みもありますけどw)


            なので変えてないんです。

            臭くても使いドコロが狭くても「使った時に安心である」を考えているからです。


            まー傷むんですけどねそれでも 爆


            スピエラの質感を活かすために1Bにはセルロース系の硬さのある皮膜を

            チョイスしたり、ハイダメージに使用する事を前提としてそこだけ見て処方組んだモノが

            リボルバーのスピエラです。





            今回も長くなってしまったのでこのへんで 汗


            次回は剤の選び方はちょっとした応用の使い方とか

            書こうと思います。




            では!





            category:戸石のパーマな話 | by:しゃんてcomments(0) | - | -

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