サロンワークにおける`俺流`コントロール(11)〜パーマのむずかしさ 

2013.02.10 Sunday 11:45
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     こんにちは!


    さてさて、 薬の話が一段落ついたところで、ちょっと方向性を変えてみようと

    思います。



    皆さんはパーマって何がむずかしいって感じていますか?


    僕は、、、


    .悒▲タなどのスタイルから逆算していく事がむずかしい

    ▲瀬瓠璽犬琉曚覆詒韻両態に合わせていく事がむずかしい

    お客様のご自宅での再現性を高める事がむずかしい

    ぅット・カラーと連動して提案していく事がむずかしい

    ト容師側のパーマの形のイメージとお客様のイメージとのギャップを埋めるのがむずかしい

    似あわせや流行を取り入れる事がむずかしい



    ようするに「どこで間違ったのかが明確になりにくい」って事だと考えます。

    「こんな風にしたい」

    とイメージしたところから、


    パーマで曲がったり縮んだりする事を計算してカットをする

    根本・中間・毛先でダメージの異なる髪に薬をあわせる

    仕上がりのイメージをしながらロッドの大きさを計算する

    お客様が再現できるようにスタイリングのアドバイスをする


    こうして、やってきたのに、、、


    「すぐとれてしまった」

    「サロンでやったように出来ない」

    「傷んだ」

    「自分には似合っていなかった」

    「イメージと違った」



    などなど言われてしまうと


    カットならカットで成立するのに。。。

    カラーならカラーの色である程度成立するのに。。。


    パーマだけはどこかが食い違うと全く別物になってしまう。。。



    もちろんカットもカラーも深く考えると絶対にむずかしいものです。

    パーマだけがとは言えないんですが、様々な連動性を考えたり、

    案外矯正かけてるような厳しい状態のお客様がパーマを求める事が

    多く、リスクも大きいんですよね。

    フォーカスされるポイントが多いってのが問題です。


    そして、曲げるという大きく形状を変化させてしまう技術だということ。



    ここのところよく考えている事があります。それは、



    形状の変化は印象を変える。



    ナチュラルな雰囲気だった方をフェミニンにとかはいいけど、


    クールっぽいイメージで考えたのになんか柔らかい感じに、、


    エレガントにしようとしてかかりすぎてミュージシャンみたいになっちゃったり、


    硬い毛質を柔らかく見せようとしてカツラみたいになっちゃったり。。。汗





    実際に本当にパーマが怖いのって傷んでしまったりすることじゃなく、


    計算が外れて印象が違う方向に変わってしまう事だったりする。




    プラスの変化とマイナスの変化がある。




    でも、、、



    ちまたでは、


    「◯◯パーマで傷まない」


    「縮毛矯正毛にもかかります」


    「◯◯ウェーブで再現性ばっちり」


    「アクアパーフェクトスーパートリートメント形状記憶ウルトラカール」 爆


    とかね、、、



    なんか、、、



    傷まないにフォーカスしすぎw



    逆に、スタイル提案と作るイメージが良かったら、


    そのお客様は傷んだから切ろうって美容師が言えば言う事聞いてくれると思う。




    ダメージケアもそこをメインにやってほしいお客様もいれば

    デザインメインにやってほしいお客様もいる



    「パーマは印象を変える」




    ダメージのリスクより印象のリスクが大きいのかなって


    最近思うようになりました。




    でね、3月にメイクスクールに行くことにしました 爆




    パーマとメイク???



    フレームである髪を考える時に「顔」ってはずせないかなって。




    かといってメイクをパーマの人にやるって話じゃないですよw





    形の印象を理解して「パーマ」ってスタイルを


    かかった・かからなかったじゃなく、


    フィットするように考えられんじゃないか?って事ですね。



    パーマの問題点の中での

    ・似合わなかった(印象のリスク)

    ・傷んでたりしてうまくかからなかった(ダメージコントロール)

    ・すぐとれてしまった、うまくできなかった(再現性)



    このあたりが解消できると「パーマが美容師もお客様も好きになる」かもしれませんね^^



    こういったことに付随してくるのが技術ですよね^^


    では!




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    サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(10)〜リボルバーの話(最終話)〜

    2013.02.04 Monday 18:48
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       さてさて。


      10回にわたりリボルバーシリーズの説明や使い方と

      「薬剤コントロール」の序章である薬の話をしてきました。


      ついつい商品より考え方を重視した内容になってしまいますね 笑



      コントロールに必要な要素

      1,薬を知ること (使用している薬剤のpHや還元剤の種類などを把握する)

      2,還元剤を知ること(チオやシステアミンなどの性質をざっくりつかむ)

      3,アルカリを知る (どんなpHでどんな作用をしているのかをざっくりつかむ)

      4,素材(髪)の状態を見極める (ダメージとかね)

      5,施術の流れ(マニュアル)を疑う(考える) (なぜそれすんの?とか)

      6、大きくはデザイン。そこからカット、そして「ワインディング」という技術と薬の関係を知る
        (ロッドやスライスの厚みでかかり具合は変化するわけですから薬だけ知っても無駄)


      これは最初にお話したコントロールに必要な要素です。


      今回までの10回で1〜3までのさわりみたいな話はできたかと思います。




      「パーマスタイル」という一連の流れを考えた時に


      カット

      ワインディングなどの技法

      プロセス(コールドなのかデジなのか)

      スタイリング

      薬剤のコントロール


      これらの中で何が一番大事か?なんて話は


      私と仕事どっちが大事なの?って言われてるようなもんで不毛ですよね 汗



      すべては一線上につながっていてゴールがあるわけです。



      で、これらはカバーしあう関係もあります。


      失敗したけどスタイリングでごまかすってのもありますよね 爆


      ごまかすってのはまずいですけど、


      どうしても新規のお客様のビフォアのカットが軽すぎてって時はワインディングでカバーしたり、

      デジパーなどで熱を使うケースにダメージが怖いから薬のコントロールでカバーしたり、

      どうしてもかからないお客様に薬を強くするだけじゃなくスタイルに応じてですが、

      レイヤーや削ぎでカバーしたり。

      ダメージ毛に弱い作用の薬でかけられるようにワインディングや熱を利用したり。

      一つ欠けるとあやふやになってしまう事もいろいろな側面から

      カバーできる事でできる幅も広がるはずです。



      薬を知ったり使い込んで自分なりの方法論が生まれてくれば技術の幅も


      もっと広がるんじゃないかって僕自身感じています。


      ですので、今回までの10回は序章みたいなもんではありますが、


      薬の知識やコントロールは無くても仕事はできるけど、あると幅が広がる。


      これが僕の出したケミカルってもんを勉強したり実験したりしていく意味です。



      リボルバーの話は今回でひとまずまとめますが、


      今後は写真など使ってプロセスや、具体的な例など

      書いていきつつグリシスの話もしていこうと思いますのでよろしくおねがいします。



      この10回は一番ややこしい話をするので写真とかイメージをって考えたんですが、

      文章でイメージさせるって訓練として自分自身に文章だけ縛りを課していたので文字だけのつまらな

      い感じになっちゃっていたことお詫びします。。




      ではまた^^



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      サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(9)〜リボルバーの話9〜

      2013.01.31 Thursday 12:07
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         こんにちは!

        いやー話は長いは薬の話だはでマニアックな感じになっちゃったでしょうか?


        やっとすべてのリボルバーの話が出たところで、


        いちよマニュアルでは無いですが、僕がどう薬をリボルバーでコントロールしているか

        書いておきたいとおもいます。




        考え方としては、


        コールドパーマの薬剤選定をベースに


        クリープやデジタルパーマなど「熱」を使う場合はアルカリ(pH)を下げる


        ってのが鉄則です。

        熱により促進される部分もありますし、デジなどは変性をともなう温度まで上げて

        いきますので極力1液のアルカリをおさえて考えていくと失敗しにくいです。



        コールド=薬のパワー100


        でパーマをかけると仮定すると


        デジ=薬80

        にするようなイメージです。


        薬液のコントロールが普通にできていれば過去のデジタルパーマのような

        ビビリやバサバサは出ないとおもいます。

        熱でダメージが加わる分を薬を減らす感じでしょうか。

        そしてその分をワインディング含めてカバーしていく事が大事になってきます。


        第一のコントロール

        最大のダメージコントロールは薬を抑えて技術(ワインディング)でカバーする。

        シンプルですが当たり前の事を真剣に考えて見ることも必要ではとおもっています。


        講習ではこの部分を特に強化していく為の「考え方」をお話しています。



        コールドの薬選定マニュアル(イメージ)


        健康毛 TC 

        ローダメージ TC+CA=1:1〜2:1 もしくは、 TAのみ

        ミドルダメージ TC+CA=1:3 もしくは CAのみ もしくはTA+CAのMIX

        ハイダメージ スピエラ もしくは CA+AC=1:1



        第二のコントロール

        還元時間(タイム)コントロール。ワインディングも含めての事ですが、

        対象毛髪に対してロッド細めて時間を短くしたり、少し弱い薬で時間を長くしてみたり。


        髪質やクリープするのか?など条件に合わせてコントロールする。




        ノンアルカリ(中性や酸性の薬)はテストカールの時点でアルカリのテストカールよりも

        しっかり入ってないとダレやすいです。

        膨潤をおさえている分還元だけの力を頼る事になり、結果ウェーブがでにくい。


        剤を知ってプロセスを作るっていうのはこんな事を考えてやっていきます。


        そのためにはざまざまな薬を使うより一点強化でその薬を身体で覚える必要性

        がでてきます。



        ベーシックなMIXをいくつか話ましたが、こっから応用!


        柔らかさを重視するケースではCAがメインに働きますが、弾力性が欲しいケースでは

        ACをベースに組んでいくと弾力感がでてきます。

        TC+AC でMIXしていく感じです。

        細毛・軟毛のケースでは

        ちぇ☆ケラ+AC=1:1 を前処理に塗布し、ワインディング後アクティブでTC+AC(CA)

        で調整します。


        よほど硬毛じゃない限りはウチではちぇ☆ケラ+AC=1:1はノンカラー毛以外は
        ほとんどのケースで使用しています。

        毛先と中間のダメージの条件や削ぎも違うので毛先の処理はほとんどこれでする形になります。



        グレイカラー+ご年配のお客様の対応

        白髪を染めていないケースでは一見髪にハリがあるように

        見えますが、実際はメラニンも無く表面は強いが内部が脆いイメージが

        白髪にはあります。

        そういったケースに健康毛であってもTCを単品で使うと髪が荒れやすいので、

        僕のお客様は

        TC+CA=2:1

        薬を少し弱めて放置時間を長く取る。 これで調整します。



        グレイカラー+の場合

        艶感重視の場合はスピエラを使用

        わりとしっかりかけたいケースではスピエラだけでは弱いケースがあるので

        (1B+TA=2:1)+1A=10:1

        例 (40g+20g)+6g=66g 一人分イメージ

        TAのチオを加えることでpHも若干上がりかかりが良くなりつつ、

        質感はスピエラのものになります。

        前処理にはAC+ちぇ☆ケラを使います。場合によってちぇ☆ケラのみのケースもあります。


        グレーカラーじゃなくわりとダメージしているケースでも使えます。



        システアミンの臭いを気にするお客様の場合


        健康毛へは使えませんが、

        TA+AC 

        のMIXで対応します。

        ACは酸度をあげてなく、緩衝性は少ないのでミドルダメージくらいで

        TA+AC=2:1〜3:1

        でpH下がり過ぎずに使えるとおもいます。


        最近、MIX時の細かいスペックとう聞かれるケースもあるのですが、

        応用編のような細かいケースの場合細かいスペックつが大事ではなく、

        使ってみてだいたいをイメージする流れも大事だと思います。



        クリープなど水洗後に加熱していく場合


        第一・第二コントロールでの話と重複しますが、

        コールドよりもタイムもしくは薬液パワーを若干おさえるなど配慮が必要です。

        クリープについてはまた今後お話していきたいとおもいます^^





        というわけで、9回にわたったリボルバーの話も次回で最終回です。



        まとめをして、別の章に行きますね。


        では!
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        サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(8)〜リボルバーの話8〜

        2013.01.28 Monday 10:57
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           さて、今日はリボルバーの話最後となるリボルバーMIX(スピエラ)の話です。



          最後であって僕の最初にリスペクツで発売した記念すべき薬剤でもあります。



          発売日は2006年10月25日。


          もう6年も前になります。



          なので、テスト開始を含めると僕がスピエラにかかわって7年がたちました。



          それ以上前から「髪とダメージ」についてずっと考えていました。



          頭で考えるより行動しちゃう僕は当初メーカーでの販売ではなく、


          「自分のサロンと仲間だけつかってくれればいい」


          との考えの元、僕のサロンShantyのオリジナルの薬として作っていました。。。


          今考えるとゾッとしますね 笑


          リボルバースピエラが店に200本とか届くんですよ!

          2液とか合わせたら店内スピエラ一色です 爆


          配送業務やすべての処理を店でやるなんて。。。



          売れればいいかもですけど、スピエラのみですw


          そんな事は一切考えずにとりあえず進んでやっていた時に


          今のリスペクツメンバーとも出会いました。



          開発中はmixiで美容師仲間といろいろ話しあったり、テストしてもらったり、

          ほんと現場で出来た薬って感じでした。




          丁度その発売間近まで近づいてきた時に


          リスペクツもメーカーとして産声をあげようとしている時でした。



          ディーラーの2代目として何か新しい方向を模索していた現社長「山上」


          ディーラーとして働いていたが、新しい事を自分達で起こしたいと考えていた

          マネージャー「帝」と「湯本」



          帝とは手探りで開発はじめた当初からの付き合いでしたので、


          「メーカーやって何か作ったらウチ持ってこいよ」

          「戸石さん(兄ぃって呼ばれてますけどw)が作ったのもいつかウチで売りたいです」


          なんて会話をしてたっけ。。



          今でも覚えている帝の一言がある。



          「在庫かかえて販売する大変さ知ってますか?

          戸石さんは美容師でしょ?現場とお店しっかりやってください。

          戸石さんが作ったモノは戸石さんの意思と一緒にリスペクツが引き継ぎます」



          と、、(あれ?こんなカッコ良かったっけ帝。。爆)



          まー思い出なんで美化されているとは思いますがだいたいこんな感じです 笑




          この言葉があって僕はリスペクツの一員になる事を決めました。



          「現場美容師であるという事を最優先してくれた形で薬剤開発だけを僕が担当する」



          これは今でも守ってくれていて僕は安心して自由に作ったりテストしたりする

          事ができています。



          後ろにリスペクツメンバーがいるから。


          山上・帝・湯本は僕にとって信頼できるかけがえのない大切な仲間なわけです。


          僕が作ったモノを良い形で世に広めてくれる。




          みなさんにとってのスピエラは酸性領域でかかる薬とか質感が良いとか


          っていう使い手の気持ちがメインであると思います。


          僕にとってのスピエラは


          「人との縁をつないでくれ、想いを形にしてくれた思い出深い還元剤」です。


          クッサイ香りを嗅ぐと当時を思い出して涙出てきます 爆



          あー結局話長いですね。。すいません 汗



          ブログ書きながら昔の事ばっか思い出しちゃって

          全然筆が進まないからスピエラ最後にまわしたんです。。。



          自分で作った薬すべてにドラマがあって、裏の成分表記やスペック見てると


          その当時考えていた事ややっていた事、話していた事がリフレインしてくる。


          雑だった部分や考えがいたらなかったトコや、思い込んでいた部分とか


          昔の懐かしいアルバムをのぞいているような感覚になります。




          。。。








          さーさてそんな思い出にひたりながらリボルバーMIX(スピエラ)のスペック行きます!!







          リボルバーMIX (1A+1Bを1:10で混合して使います。)

          混合時 pH5.0 スピエラ 1.8% システアミン0.5%

          対象毛髪は ミドル〜ハイダメージ 


          2006年当時 スピエラは昭和電工が開発した新還元剤として様々な

          メーカーからこぞって発売されていました。


          「弱酸性領域で脅威のウェーブ形成力」

          「両親媒性でアルカリ無しで浸透するからダメージレス」


          これがフレコミでした。

          通常のチオやシスアミやシスはアルカリで活性なのに対して

          スピエラだけは酸性域で活性しウェーブ効果が上がるという還元剤。


          世はシステアミンカーリング剤ブームのまっさかりで、その中での新還元剤の

          発売に僕達もこころおどりました。


          発売当初の問題点は作業中の臭い!!!

          相当な臭さでした。サンプルテストとかしたくないくらい 笑



          でもそれを忘れさせるくらいのプルッとした独特の質感。


          そして、アルカリ悪と考えていた当時の僕には(今は違いますよw)

          奇跡の薬だって感じたんです。


          ハイダメージでも怖がらなくて大丈夫って思いました。



          初期のスピエラは問題点として、

          ・臭い
          ・カラーの退色(pHが低かったり還元力が高い事など)
          ・かかるけど持たない(ドライでだれやすい)
          ・ミドル〜ハイダメージ毛には良いが、そんなダメージじゃない部分のかかりが弱い


          など質感は良いけど。。。な面が多く存在していました。


          今から考えれば当たり前の事ですが、側鎖結合のひとつである塩結合を斬らずに

          シスチン結合でウェーブ形成するわけですからある程度まではかかるけど

          部外品やアルカリカーリング剤と比べると弱い作用に感じたわけです。


          ソコから、第二世代のスピエラの登場となりました。


          スピエラは使うたびに混合して使うのですが、スピエラの原液が入っている

          方には1:10で使うので10倍くらいで1.8%になるように18%くらいの濃度の

          ものが入っているのですが、水と合わさると変化してしまう為水ではない溶剤と

          組み合わせてあるんです。(1Aの部分の話です)

          この溶剤を変えることで

          ・かかり具合の向上
          ・カラーの退色が少なくなる
          ・臭いの緩和

          などすべて完全では無いのですが初期スピエラより不満点が改善されていったのです。


          僕も新しい溶剤で1Aを作ってもらい1Bは同じで旧タイプとの差が出るかのテストを

          重ねました。


          が、、、


          つかここで気づいた事が僕のダメージに対しての今の考えのベースになっているんですが、

          かかるけど毛先の質感が前よりボソッとするんです。


          質感重視のスピエラなのに質感あんまり良くないってどうよ!


          そして「しっかりかかるって事はダメージも進行している」って事なんだって

          考えられるようになったんです。

          で何度テストしてもどうしても毛先の質感が気に食わず、かかりゃいいってもんでも無いし、

          ダメージ毛に安心できないならたとえ臭くても現状のままで十分という結論にいたりました。


          そのまま6年変わらずです 笑


          僕はいろいろ触りましたけどこのリボルバーのスピエラの質感を超える
          質感は他で感じたことありません。(好みもありますけどw)


          なので変えてないんです。

          臭くても使いドコロが狭くても「使った時に安心である」を考えているからです。


          まー傷むんですけどねそれでも 爆


          スピエラの質感を活かすために1Bにはセルロース系の硬さのある皮膜を

          チョイスしたり、ハイダメージに使用する事を前提としてそこだけ見て処方組んだモノが

          リボルバーのスピエラです。





          今回も長くなってしまったのでこのへんで 汗


          次回は剤の選び方はちょっとした応用の使い方とか

          書こうと思います。




          では!





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          サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(7)〜リボルバー7〜

          2013.01.21 Monday 13:23
          0
             なんかアクセスもたくさん増えていてうれしいです。

            ありがとうございます☆


            僕はフェイスブックにもいますので、まだお友達じゃない方「ブログ見てるよー」って

            お気軽に申請してくださいね!


            あったまにこのブログの名前が「林 ブログ」になっているので、

            講習などで「林さんのブログいつも読んでます」って言ってくださる方いるんですけど、


            林じゃなくて戸石ですからね 笑 


            風林火山の一文字を社員4人で一つとってついてるブログ名ですのでよろしくです^^



            前回まではACまで話が進んできました。



            僕自身のサロンワークでは、ほぼ8割方TCとCAのミックスの割合を


            ダメージに合わせて変えるだけです。


            前処理にAC+ちぇケラ(1:1)を使う事は多いですが。。。


            そのくらい慣れてくるとTCとCAだけでほとんどのケースがコントロール可能になります。


            じゃー後のケースは?ということで、リボルバーのシリーズでは亜種となる

            TA と アシッド(スピエラ)の話をしたいと思います。



            リボルバーミッションパワードTA

            pH9.0 (アルカリ度2.5) チオ4.5% サルファイト2%


            一見pHも高く、チオもそこそこなのでハードなパワーを感じると思いますが、

            TAの対象毛はローダメージくらいです。

            アルカリ剤のほとんどがアルギニンでできており、その他は揮発性のアンモニア

            が少量。 モノエタなど不揮発の残留性の強いものは使っていないのが特徴です。


            健康毛だと弱く感じるくらいのパワーです。


            これができた背景にはシスは質感は質感は好きだけどベーシックなタイプは

            高アルカリだったって事でした。浸透性のよくないシスはかかり具合をサポートするために

            pHやアルカリ度が高くダメージ毛にあまり強いアルカリは使いたくないなって

            事でTAを作ったんです。

            僕的にはシスの変わりみたいなイメージで。

            ただパワー弱すぎても使いにくいのでこの形になりました。


            システアミンの残臭などを特に気に知るお客様に向けた仕様になっています。

            そこそこのパワーで質感はサルファイトの柔らかさとある感じです。


            しっとり目に処方を組んでいるので隠れファンが多い薬となっています^^

            TCとCAの中間くらいのパワーイメージで考えてください。


            注意点はサルファイトはヘアマニキュアしている髪に対して変色したりするので
            マニキュア毛には不向きかもしれません。

            感触メインでCAと合わせても質感チェンジが楽しめるとおもいます。




            次回はアシッド(スピエラ)のお話です。
            いつも読んでくださってありがとうございます。

            がんばりまっす!!




            お知らせ

            パーマコンプリート改め「SPA〜シャンティパーマネントアカデミー」一期生の募集開始!

            5回を通して理論だけではなくコールド・クリープ・デジパーなどパーマ技法を

            学んでもらい「自分で考えるチカラをつける」講習です。

            パーマ力鍛えませんか? 


            今回SPA一期生の受講者全員にパーマをかける時の「決め台詞」もれなくプレゼントいたします。


            Aコース

            「相当傷んでいますけど大丈夫です。僕にまかせてください。必ずや満足いただけるパーマかけます」


            。。。




            「じっちゃんの名にかけて!」(金田一少年の事件簿より)


            ちなみに僕のおじいちゃんは公務員でした。






            Bコース

            「相当傷んでいますけど大丈夫です。僕にまかせてください。必ずや満足いただけるパーマかけます」


            。。。




            「逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。逃げちゃだめだ。。。」(新世紀エヴァンゲリオンより)



            お客様の不安はマックスになります。







            Cコース

            「相当傷んでいますけど大丈夫です。僕にまかせてください。必ずや満足いただけるパーマかけます」


            。。。





            「サッカーは俺の夢だ!!」(キャプテン翼より)


            もうすでにパーマの枠を超えて感動すらおぼえますね。




            お知らせ長っ 爆 すいませんうそですw 詳細はお申込みはコチラまで ↓

            https://www.facebook.com/events/370923013004235/?ref=22







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            サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(6)〜リボルバーの話6〜

            2013.01.20 Sunday 14:31
            0
               さてさて、

              前回までのお話整理できましたでしょうか?

              まー長々書いておいて言うのもなんですが、ざっくりまとめると


              「薬剤のコントロールはpHと還元剤濃度を髪質に合わせてコントロールするといいよ」


              っていう一行で終わる話でした  (爆)



              ここにプラスしてチオとかシステアミンだとかシスだとか「還元剤の種類」によって


              風合いや反応が変わってくるので上の一行と合わせて髪質によって変化させて


              いこうって感じです。


              ここまで来て「ん?じゃー縮毛矯正にもかけられますとか、ブリーチ毛にもかけられます」


              って薬は何なのよ? って思った方! 大正解!!


              なんでもないただのカーリング剤なんです。



              かといってうそついてるわけじゃないんですよ。ディーラーさんとかメーカーの営業さんって

              元美容師じゃない限りは実際自分で試せないわけじゃないですか?


              僕らプロと言うことが違って当然です。


              プロとして僕らがそれを知っていればいいことで、文句言っても仕方ないことです。


              矯正毛にもかかるって話はどこかのサロンさんでのテストの結果であったり、まわっている他の

              サロンで聞いた話をまとめているだけですからね。


              パーマは薬を使って毛髪の構造を乱すって事にはかわりありません。


              矯正やブリーチ毛でもOK!って言う薬はそうゆう状態にそのメーカーさんが

              一番反応が良いだろうって思うpH・還元剤・濃度を調整し、そこにケラチンやCMC

              、ポリマーなどを使って対象毛髪を想定したバランスに作っているって事です。




              だけど鵜呑みにしちゃいけないですよね。

              だって、縮毛矯正毛と一言で言っても「元のクセ・毛量・カラーの有無・毛質」など

              様々要因が違います。


              ブリーチ毛と一言で言っても、ブリーチ後に黒染めしてたり、ブリーチしてから一年たってる

              毛先のパーマだったり(経年劣化)とかいろいろあるわけです。



              だからこそ、その薬を知って反応を頭と身体に叩きこみ、経験を生かして

              そのお客様にあった処理や工程のプロセスを導き出す事の方が大事になってくるわけです。

              出来上がった薬に罪は無い。使う側がその子を判断して一番良い使いドコロへ

              導けば良い事かなって僕は考えてます。





              そうやって出来た自分の経験は場合によってはリスク回避につながります。



              それは「無理ならお断りする道も持っている」って事です。


              毛髪の蛋白は無限じゃなく有限です。いつかはパーマがかからなくなってきます。

              勝手に減っていくこと(日々のシャンプーなどで)はあっても、勝手に増えてくる事はありませんので

              断る判断力も経験を積むことでわかってくるんじゃないかなっておもいます。



              では、あらかたコントロールおいて伝えたいことはすんだのでリボルバーの

              話はざっくり進みますね 笑


              リボルバーミッションスナイプAC

              pH5.5 チオ2.5% チオグリセリン0.5% グアニジルシスティン0.2%


              pHが低く濃度も低いのでダメージヘア向きです。

              これ単品でもハイダメージや毛先などはかかるくらいのチカラはあります。

              酸性チオって「毛先の保護」ってイメージが多いと思うのですが、

              ACに関してはバッファー効果(緩衝)をほとんど持たせていないので、

              保護というよりはかかり具合の均一性であったり、グアニジルシスティンを

              配合している事でのダメージ部分のカールの弾力性を上げるような目的になっています。


              ですので、保護・擬似補修で使うケースではリスペクツの「ちぇケラ」という高分子ケラチン配合の

              複合処理剤と1:1でブレンドして使う事をおすすめします。

              (といってもほぼ減力させない作りにしているので、ほとんど反応させたくない
              場合は前処理などおこなった方が良いとおもいます)


              CAがシステアミンメインなので柔らかさをだしているのに対して、

              ACは弾力性のイメージなので、TCとACをミックスして違う質感でかかり具合を

              コントロールする事もできます。

              前処理で使うイメージだけじゃなく、TCとの混合で求める質感に合わせて

              コントロールを楽しんでみてください☆



              では!



              お知らせ


              ※作者体調不良の為、今回のお知らせは休載させていただきます。

              体調が戻り次第復活いたします。楽しみにしてくださっていた皆さま

              にお詫び申し上げます。




              ウソですめっちゃ元気ですw パーマコースの募集・申し込みはコチラ ↓


              https://www.facebook.com/events/370923013004235/





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              サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(5)〜リボルバーの話5〜

              2013.01.17 Thursday 12:43
              0
                 もうかれこれパーマなどの講習をはじめて5年以上になります。


                その中でたまに受講生(特に若いスタイリストの子たち)からこんな話を聞くんです。


                「戸石さんの講習でていろいろわかってくると、他のスタッフの薬剤選定とか、

                オーナーの薬剤チョイスがどうなんだろ?って思う時あるんです」って。



                そだねー最初はそう思うかもしれない。


                でも、そう思ったってのは悪いことじゃないんだけど正しくはないと思います。


                本当にわかってきた時は、否定だけじゃなく肯定もうまれるはず。

                覚えた事でやっている事がわかれば、あーそう考えたんだとか、面白いかもってのも

                生まれるはずですよね^^


                他のスタイリストの「薬選定」という一面だけを見て「こうである」と決めつけちゃいけないです。


                カットやワインディングのロッド選定であったり、放置タイムや中間の水洗の具合や

                まだまだたくさんコントロール要素はある。



                そのスタイリストのしごとすべての流れの中でのその薬選定だったりする。


                そもそもそのお客様に対してのカンセリングなどトータルで見た時に何を考えてる

                んだろ?って全体像を見ないといけないと思いますよ。


                薬を学ぶって事は知識で武装して他を圧倒することじゃなく、知ることで


                「他の人がやっている事が理解できるようになる」って事。


                そしてその先には「自分はこう考えたからこうする」っていう自分らしい考えが生まれるのが良いんじ

                ゃないかな?

                なので、他の人の技術を経験として蓄積させるって考えのが良いと思います。


                全部ダメならダメで「なんでその店いるの?」になっちゃうし?w


                まー僕は受講生に「ワインディングが雑」とか「薬強すぎ」って言っちゃう事もありますが 爆


                学ぶべきものはたくさんあると思いますのでちょっと知ったくらいで他はダメって決め付けないほうがいいですよって話でした。




                さてさて、リボルバーの話に戻ります。

                TAって薬もあるんですけど、それは後回しにします(ややこしいのでw)


                ミッションスピーダーCA

                pH7.8(アルカリ度1.5)  システアミン2.5% サルファイト0.7%


                前回と前々回の話って覚えていますか?

                もし忘れちゃってたら(3)と(4)を読み返してみてください。



                この薬少し読めるようになっていませんか???


                pHを抑えているし、リボルバーのTCより還元剤濃度低い


                イコール「反応が弱いからダメージヘア向きである」って!!!


                還元剤ごとに性質があるって話なんですが、ざっくりと話すと、

                チオやシスとシステアミンを比べるとpHが下がった時にどのくらいパワーが

                落ちるのか?って違いが出るんです。



                チオはpHが低いと反応しにくくなる。けどシステアミンはチオほど反応が落ちないんです。


                CAと同じpHでチオで同じように作るとけっこう弱いイメージの薬ができちゃう。


                システアミンはそのあたりが優秀なので使いやすいんです。


                疎水性とか親水性とかってむずかしい話もあるんですけど、

                そこは一回考えないことにしましょう。


                僕が言いたいのは疎水性とかどこに作用してるって話じゃなく、美容師として


                「パーマのかかり具合をダメージに合わせてコントロールしたい」


                その知識がお客様の「髪」にむかう話がしたいんです。


                なので、もっと深くそのものを知りたい方は他にもっとくわしい方がいると

                思いますので聞いてみてください 笑




                CAのアルカリは塩基性アミノ酸であるアルギニンを使っています。

                健康毛への反応は弱いがダメージ毛にはちゃんと反応するアルカリのアミノ酸です。


                普通のアルカリ剤よりアミノ酸なので質感的な効果もあるので使っています。


                対象はミドルダメージクラスです。


                pH落としぎみでそこそこ濃度はあるような作りなので無駄な膨潤を減らして

                かつかかりもそこそこにというイメージの薬になります。



                注意点としましては、前回の(4)で話をしたpH低くて濃度が高い部類の薬になりますから、


                TCを混ぜてちょっとだけ強くをコントロールする場合には1:1とかじゃなく、

                CA+TC=5:1 とか 10:1 みたいな少量混ぜてpHだけを上げてあべるだけでグッと

                パワーアップしますのでお気をつけください。


                ちょっとのpHアップでローダメージにいけちゃうくらいになる毛質もあるので

                ご使用は計画的におねがいします 笑




                お知らせ

                4月から僕の5回コースのパーマ講習「SPA」の募集がはじまりました!

                10名限定でみっちりパーマ脳を鍛える講習になります。

                今回は内容をサザエさん風にお伝えします!

                さーて4月からのSPAは!

                「サザエはじめての美容院で前髪ビビる」

                「カツオはじめてのワインディングは波平のトップ一本」

                「マスオ キャバ嬢にマンション購入」

                「フネ 実は美魔女だった」

                「ワカメ ホントは2ブロックでデジパースタイル!」


                の5回にわたってやってきます!よろしく!!

                いつものことながらウソですw 詳細はFBもしくはリスペクツまで☆

                https://www.facebook.com/events/370923013004235/


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                サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(4)〜リボルバーの話4〜

                2013.01.16 Wednesday 17:19
                0
                   0を入れると4回に渡りいろいろと書いてきたのですが、

                  わかりやすくって考えていた割にどんどんむずかしくなってる事に気づいた戸石です 笑



                  前半が終わったら書こうって考えている一言があります。



                  それを書くまではとりあえずがんばりまっす!!



                  前回言っていたTG換算やpHや還元剤のこむずかしい話はやっぱり後にまわして
                  コントロールのイメージをちゃんとお伝えしていきますね。



                  前回からの流れでの続きなんですが、


                  パーマ液やカーリング剤のパワーのバランスは

                  1,pH(アルカリ度)
                  2,還元剤の種類
                  3,還元剤の濃度

                  この3つのバランスで成り立っています。

                  なので、平均的なハードと言われるパーマ液がpH9くらいでチオで濃度が6%〜7%
                  という基準を考えた時に、


                  これが健康毛用だと仮定すると、ダメージ毛対策にはpHか還元剤の濃度のどちらかを
                  落としていけば良いということになります。[
                  (簡単に言ってしまうと。。。)


                  pHが下がるって事は中性や酸性パーマのようにpH7〜5.5くらいに落としたりって事です。

                  これをすると、たいていの還元剤の反応はにぶり、塩結合もつながっている状態なので

                  かかりが弱くなる=ダメージ毛は薬剤に反応しやすいので適度にかかってくるイメージになります。


                  ダメージレベル◯◯用っていう事はそのダメージレベルに調度良いカール形成を


                  するpHであったり、還元剤の濃度に落としているって事になるんですね。
                  (もちろんそんな簡単にはできていないんですが。。。)



                  で、コントロールの話に戻りますがスペックが大切っていう事にもつながってきますが、


                  pHが8.8くらいのアルカリでシステアミンが2%程度の薬(Aとします)と、

                  pHが7くらいでシステアミンの薬で濃度が4%の薬がダメージヘア用として2種類あったとしますね。
                  (Bとします)

                  これが同じくらいのかかり具合になる薬だとしましょう。
                  (実際の結果ではなくここではあくまで仮定です)


                  これをもう少し強くしたいなって感じた時に、ちょっとだけ強い薬を混ぜたいって考えたとします。


                  pH9のシステアミン6%の薬だとしましょう。(Cとします)


                  これと1:1でAとBの2つの薬とミックスしたとします。



                  不思議なことにAとBは単体で使った時は同じ位のかかり具合だったはずが、
                  強い薬とミックスした時にはBの方が強くかかるはずです。


                  なぜでしょう?



                  答えは還元剤の濃度です。


                  Aは濃度低くてpHでパーワーをコントロールしていた薬。

                  Bは濃度を上げてpHを下げる事でパワーをコントロールしていた薬。


                  そこにpHの高いものと1:1にするって事はこんな感じの薬が出来上がります。


                  C+A(1:1)=pH9  システアミン濃度4%

                  C+B(1:1)=pH9  システアミン濃度5%


                  pHは7と9を1:1にしたから8になるような簡単なものではありません。

                  くわしく知りたい方はpHを調べてみてください^^



                  アルカリ度はpHが高かったA+Cの方が多少高いかもしれませんが、


                  SS結合を斬る還元剤の量はB+Cの方が上がってしまうので結果的にpHが
                  上がってしまうと濃度が濃い方が強くなってしまうわけです。


                  pHを上げ濃度を下げてパワーをコントロールしているケース


                  濃度を上げてpHを下げてコントロールしているケース


                  単体で使えば同じくらいのパワーですが、そこにどういったものが混ざるかで
                  混ぜた後の反応は変わるかもって話です。



                  ただ、化粧品カーリング剤などでミックスを前提に作られた薬の場合は
                  1:1でミックスした時にうまい具合に真ん中のパワーになるよう設計されているものもあります。


                  ですが、そうじゃないものももちろんあると思いますし、逆に自分でカスタムした時などは


                  ひとつの基準として持っていても良い考えなのかなって思っています。



                  それと、パワーを下げたいって思った時に、水で薄めるとします。

                  AのpH高くて濃度が低いケースではちょっとのつもりが濃度低くなりすぎて
                  いきなりがっつり弱まってしまう事もあるかもしれません。

                  Bのほうは濃度は保たれているのでちょっとのつもりのちょっとをコントロールしやすいって
                  事はあるともいます。




                  で、一番重要なことは知っている事ではなく、使っているという事実です。


                  使っている薬の性能に合わせて配合を変化させたりできるのは「触ったことがあり、その

                  薬のかかり具合のイメージが記憶にある」って事がなにより重要なのです。



                  なんかあの薬って前こんな事したら弱くなったなとか、これをミックスしたら

                  ちょっと強くのつもりがすげーかかりすぎちゃったよ。。。


                  ってことが記憶の中にあったのであれば、それは今日お話した事が原因かもしれません。


                  だとすると対策もたてることができますよね。




                  次回はまたリボルバーの薬のスペックのお話に戻ろうとおもいます。



                  では!




                  お知らせ

                  今年の4月から5回に渡ってコースでパーマを学ぶ「SPA」の募集がはじまりました。

                  少人数制で10名限定での募集となりますのでよろしくおねがいします。


                  なぜ10人限定かって言うと、、、、単純に見きれないからです 汗




                  内容としましては、


                  踊るワインディングを知らないなんてモグリですねそこのアナタ!!

                  ワインディング=苦痛ではなく、見て楽しめるエンターティメントにしていきます。

                  もうかなりカクカクします。

                  5回で踊るワインディングを完全マスターし、あなたも踊るパーマ美容師になりませんか?

                  薬の塗布もかなり高い位置から落とすように塗布する「天空塗布」も同時にマスターできます。

                  乞うご期待!!


                  もちろん真っ赤なウソですw 講習はいたって真面目です。詳細はコチラ 

                  https://www.facebook.com/events/370923013004235/

                  フェイスブックページで参加表明をしていただくか、リスペクツに直接連絡を
                  いただければおってコチラからご連絡さしあげます。




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                  サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(3)リボルバーの話3

                  2013.01.16 Wednesday 14:43
                  0
                     あっ ここで基本的なお話をしますが、ココでは僕はパーマ限定(還元系なので矯正も少し)に絞って話をしています。 


                    カラーなどは専門外なので聞かないでくださいね 笑



                    前回は「薬剤スペックの重要性」をお話しました。



                    今回はリボルバーのスペックに関しての話です。



                    基本的には僕の考え方として、チオやシスやシステアミンなど各還元剤によって

                    性能に違いがあるって考えています。(SS結合を切るという意味では同じですが)

                    なので複数の還元剤をミックスした方が単体よりも無駄なく切れるようなイメージがあるんです。

                    あとはチオの質感とかシスアミの質感ってかかり上がりの風合いだったりも違いが感じられる

                    ので、良いとこ悪いとこあるからミックスしちゃおーみたいなノリもありますw


                    これ、あくまで個人的意見であり感覚的なものが強いので「こうである」という事じゃなく
                    僕のイメージの世界ではです。


                    なのでほとんどのラインナップが2種〜3種くらいの還元剤を用いているのが特徴となります。



                    2つ目は作った当時はまだまだ前処理が基本的で現在も必要なケースでは

                    使うのですが、昔は3種類とか多い時で前処理にいろいろしていた時期もありました。



                    前処理に色々使うとう事は処理に時間がかかったり、扱うスタッフの塗布する量や場所に

                    ムラができやすかったり、僕の中では前処理に比重をおいたダメージケアに疑問があったんです。



                    ですのでリボルバーに関してはそこまでの複数処理が無くても良いように

                    CMC系のものやPPTをもともとある程度配合させてあります。


                    ダメージに根本と毛先などにギャップがある場合に、毛先だけに少し処理さえすれば後は薬の強さの

                    コントロールだけで大丈夫って状態を目指して作ったものです。



                    車で言うとマニュアルじゃなくオートマみたいなイメージの薬です。


                    (車の免許すら持ってない僕が言うのも気が引けますが 爆)




                    全然むずかしくない簡単な薬です。(基本だけふまえてもらえれば)



                    散々こむずかしい本読んだり、実験したり、仲間の意見聞いたり、研究と何度も何度も

                    やりとりして作った薬です。


                    それがすっごいむずかしい薬でめっちゃ勉強しないと使えない薬だったら

                    使い手の美容師無視ですよねそれ 笑



                    当時つながっていた(今もですが)美容師仲間にささえられ形になったものなので

                    使いやすい内容なんじゃないかなっておもっています。



                    つか、それでなくてもパーマってたくさんの事考えなきゃいけないんです。


                    カットでしょ、ロッド選定やゾーンでしょ、巻き方でしょ、プロセス(熱使うのかとか)でしょ、

                    ダメージでしょ、薬でしょ、処理でしょ、、、 ね?



                    おっとー


                    スペック行く前にまた終わるとこだった 汗



                    そういったわけでまーリボルバーがどんなもんかお話しますね☆


                    まずは、、、


                    1,ミッションデトネーターTC

                    チオ 3% システアミン1.5%  pH9・0 アルカリ度 5前後


                    リボルバーシリーズでは一番ハードなパワーの薬です。

                    通常よくある部外品ハードチオではチオの濃度6〜7%が多いですが、

                    チオを半分に減らし、システアミンをミックスしました。


                    チオとシステアミンってどっちがかかり具合強いのかって言うとシステアミンなんです。

                    このあたりの詳しい話は講習ネタなので割愛しますが、システアミンってやさしいイメージ

                    ってどこからキタんでしょうねー

                    やさしい=化粧品 っていう言葉的な意味合いが強いんだと思うんです。


                    時代背景としてシステアミンの濃度が2%以下のものでpHも低いものが
                    初期の頃に出回っていたので、イコール髪にやさしいみたいなイメージとして
                    広がったのだとおもいます。


                    やさしいのはシステアミンがって事じゃなく、処方段階で数値(濃度やpH)がおさえられていたから
                    反応が弱くやさしい感じがしたってのが正しいかもしれないですね。

                    あとはシステアミンの方が軽い質感で柔らかい感じが出るように感じるのでそのあたりも
                    含めて昨今のシスアミのイメージなんでしょう。


                    すっごい細かい研究の方のデータとか見させてもらうと、システアミンの優位性みたいな
                    データもありますが、「ざっくり」つかむならpHとその還元剤の濃度で見て取れます。



                    結局長いよな。。。 すいませんがさらにつっこんできますw



                    トータルの還元剤の濃度は4.5%かもしれませんがこれがTG換算なる計算方式になると
                    ちょっと数値が変化しちゃうんです。

                    よく複数還元剤ミックスされてるメーカーさんだと総還元値とかTG換算◯%って教えてくれる
                    とこありますよね? それです。


                    長くなるのでTG換算についてはまた次回にでもお話しますね。


                    TCに関して読み取れることは、チオだけにしないでシステアミンをミックス
                    することでチオの硬い風合いを緩和し、かつしっかりかかるようなモノを作りたかったってことです。

                    ただし、トータルの還元剤量は部外品チオのハードよりも少し弱いスペックなので

                    「黒髪のハード系パーマであったり、健康毛・硬毛で根本からくっきりみたいなスタイルにはちょっと物足りないパワーかなって感じる事もあるかな?」って事が読み取れるわけです。


                    還元剤濃度が高い 6%とかそれ以上あるケースはSS結合を切れるモノが多く配合されているわけですから作用は濃いほど強いと考えられます。

                    pHも高い方が低いものより膨潤も強く、塩結合も多く切られ、かつ還元剤の反応も
                    強くなるので高い方が作用は強いと考えられます。

                    でそのバランスでどのダメージレベルに向くか?をおおまかには決めているわけです。



                    TCはハードだけど柔らかさを求めた結果ハードパーマまでがっつり行けるパワー
                    まで行かない程度におさえた形になっています。


                    そしてそのパワーがあるという事は対象の髪のダメージがあるほど
                    傷ませてしまったりヘタするとビビらせたりなんて事になってしまうかもって事なんです。



                    どんな髪の状態でもしっかりかかって傷まないという幻は今の現状ではむずかしい事
                    であると僕はかんがえています。



                    ちょっとむずかしかったですか?



                    ちょいちょいむずかしいこと挟むんですけど大事な事なのでついてきてくださいね^^


                    TG換算やpHと還元剤にうちてはおいおいまた補足の説明しますね!


                    ではまた!






                    お知らせ

                    2月25日 静岡で講習します「リアル〜曲の章〜」

                    世界中にある生き物の生命力を少しずつわけてもらって大きなパワーに
                    変え、それを指先に集中させることで永久的なウェーブ形成が可能な波動を
                    出せるようになりたくありませんか?

                    もちろんウソですw 詳細はコチラ ↓

                    http://www.re-spects.co.jp/workshop/





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                    サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(2)リボルバーの話2

                    2013.01.14 Monday 10:54
                    0
                      「カーリング剤は化粧品なので髪が傷まないんですよ」


                      って言う言葉には気をつけて!



                      でも、



                      「傷むんですけどえっとまーそれが傷みにくいというかなんというか、従来のチオやシスよりやさしいというか」



                      っていう言葉にも気をつけて!



                      傷まない施術とは薬だけを指すわけじゃない。

                      傷をできるだけ生まない施術ってのはそれを使う理美容師でしか成し得ない知識と技術の融合があっての事です。



                      化粧品だろうがやさしかろうが使い手がダメなら髪はどんどん悪くなる。



                      逆にチオだろうがアルカリ強いシスだろうが頭使えば負担少なくやさしくかける事もできる!!




                      そう思いたくないですか?




                      僕だけかな 汗


                      少なくとも僕はそう思いたくて試行錯誤していろいろやっています。


                      時には大失敗したとしてもゴールがちゃんと定まってる。


                      ゴールはヘアスタイルですよね。


                      すっごい髪いきいきしている変な髪型より、

                      すっごい傷んでるけどみんなに評判な髪型。


                      これを好きな髪型だし、今までよりもちょっと髪の状態良いかも^^

                      って感じてもらえるようにする。

                      傷ませないではなく、不必要なダメージを生まず、必要であればダメージさせてでも
                      スタイルを優先する時もあってもいい。

                      でも傷み過ぎるとやりたいこともできなくなっちゃうから、少しでも気持ち良い時間を
                      長く楽しんでもらえるようにする。


                      ケミカル的な事を学ぶってそうゆう事かなって僕は考えています。


                      みなさんはどうですか?


                      「パーマは傷む」って言葉って本当は断り文句みたいなもんで本音は、
                      傷まなくてもやらない!変になるからってお客様って思ってるのかなって感じる時もあります。



                      なので、髪の事も大事だけど、髪が大事なのはその先に素敵な髪型にしたい願いがあるからだって考えないとなって。




                      そんなデザインのかたわらにあるものがケア(ケミカル)の思考。



                      デザインの邪魔せず的確にサポートしてくれる考え方だと良いですよね。



                      で、その思考を鍛えるために知っておこうよってのが「使っている薬を知ろう」ってことです。




                      つか前置き長すぎた 爆


                      危うく〆るとこだった。。。




                      薬知ってたほうがイメージつきやすいですから知りましょう 笑

                      「なぜその薬のスペックが大切なのか?」も合わせてお話したいと思います。

                      ※スペックとは? 

                      「その薬の「pH」「還元剤の種類」「還元剤の濃度」「アルカリ度や種類」の事です。」




                      僕がパーマスタイルで使っているのはリボルバーというカーリング剤のラインナップです。


                      ミッションデトネイター(TC)
                      ミッションパワード(TA)
                      ミッションスピーダー(CA)
                      ミッションスナイプ(AC)
                      リボルバーミックス(スピエラ)

                      の5商品のラインナップです。



                      いちよTCは健康毛用とか、CAはダメージレベル3〜4用みたいな大枠はあるんですけど、


                      このブログを読んでいる方には「そんなの関係ねーーー」って思ってもらいたいのです。


                      例えばTCは健康毛用ではありますが、ダメージレベル2の人に使えないのか?
                      って言ったら使えます。(ただ使うだけなら傷むだけですけど、思考をめぐらせば。。)

                      ロッド大きく設定してね、んでタイムは通常より短めに。

                      不安ならPPTとか混ぜたり、水で薄めたりしてね。



                      んじゃね。CAはダメージレベル1の人に使えないのかって?


                      ロッド細く設定してね、加温したりタイム長めにしたらできるんじゃない?



                      マニュアルを疑えって言うことと薬を知るっていう事はつながっています。


                      なぜそうなっているのか? それ以外には使えないのか?


                      なぜそうなっているのか?を知る理由は「それ以外の使い道が無いかを探す為」


                      それ以外につかえないのか?を考えるなら「なぜそうなっているのか?」を知らねばならない。



                      そもそもこの薬はダメージ◯◯用なんて書いてあるからたまに失敗する。


                      ウチの薬ももれなく書いてあるけど 爆


                      でね、じゃー薄めるってどんくらいよ?とか、CAでどのくらいいけるのよ?


                      ってのを考えるのに、それ(スペックなど)を知らなければ思考すらできないわけです。


                      まーやってみる事はできるか。。感覚で水と2:1ねとかw


                      でもそれを人に伝える事はむずかしくなるし、薄めすぎて効果無しなんて事もでてくる。


                      意味聞かれても


                      「俺の場合はこれがしっくりくるね」とか半端な言葉しか出ない 笑


                      なんだ俺の場合ってってアシスタントは思っているはず。。。



                      でも人の事はどうでもいんです。


                      僕はそうゆうのをスラっと答えてあげれて「へーそうかー」って言わせれる自分に
                      酔いたいんです 爆



                      なので自分の使っている薬のスペックは知っておきたいなって事ですね。


                      ただ知っているだけって意味無いのですよ。


                      知った後に何をするのかが明確じゃないとスペックマニアで終わります。


                      僕も昔集めてました 爆


                      この薬はこうゆうpHでこういった還元剤でできていて「※こうゆう風にかかるんだ」(←一番重要)

                      っていう頭と目と指先の記憶が蓄積されてきた時にはじめてスペックが生きるんです。


                      なので使ってもない薬のスペックあっても棚の肥やしなんです。


                      「A社のこれとB社のコレってスペック同じくらいだね。」

                      「使ってみて、スペックも似たような感じだしかかり具合も同じくらい。けどB社の方が
                      シツカン好きだからBにしよっか?」

                      とか、

                      「C社のサンプル持ってきたんだけどB社と同じスペックなのにダメージレベル3、4まで対応
                      って書いてあるんだけどスペック的に怖いよね?」

                      「じゃー1回ローダメージの人に使ってみてB社と同じくらいのかかりになっちゃうようだったら
                      ダメージレベル4には厳しい場面もあるからスタッフに言っておこう」


                      とか、

                      「この健康毛向きの薬ってpHも高いし、還元剤の濃度も高いね。それに比べてダメージ用の
                      ものはpHが少し低くなっているものもあるけど、pH高いまま還元剤の濃度が低くなっている
                      ものもあるよね」

                      「もしかしたら、アルカリ(pH)と還元剤の濃度などで髪のダメージの状態に合わせれるように
                      設計されているのかもね」


                      などなど思考がめぐるわけです。上記の事だけじゃなく成分表記やその薬のコンセプト

                      も合わせてその薬を感じてみるとたくさんの発見がある。




                      奇跡の薬なんてものは無いって思ってから思考はスタートします。


                      そもそも髪曲がってるのに傷んでないってすごいですよね。。。

                      美容整形もそうですが見た目どんなにキレイでも内部は歪められているわけですよね。

                      いつかは破綻する。


                      言葉じゃなく、自分自信の感覚を育てるって大事なことではないでしょうか?


                      で、感覚を整理する為に数値化されているものも大切な時があるっておもいます。


                      何かと何かを比べたい時とか、


                      はじめて使う薬だけど、今までの自分の使っていた薬と目と指先の記憶を照合して


                      髪の状態に合った薬をお客様にチョイスしたりするためにスペックは知っておくべきなんです。


                      そのお薬の輪郭をはっきりさせるのがスペックですから。


                      あとは、アルカリ剤が何か?とかも情報として知っておきたいですね。

                      それによってバッファーの有無とか様々プロセスも変化してくるはずです。



                      というわけでかなり長くなってきたのでリボルバーのスペックの話は次回っ 爆



                      ひっぱってすいません m(。。)m





                      お知らせ



                      2月25日(月) リアル〜曲の章〜 を静岡県の浜松で開催します

                      還元剤を使わずに念じる事で希望通りのカールデザインにする事ができる
                      画期的な曲げる技術です。
                      傷みようが無いと評判ですよ!お早めに!! 爆  

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