サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(3)リボルバーの話3

2013.01.16 Wednesday 14:43
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     あっ ここで基本的なお話をしますが、ココでは僕はパーマ限定(還元系なので矯正も少し)に絞って話をしています。 


    カラーなどは専門外なので聞かないでくださいね 笑



    前回は「薬剤スペックの重要性」をお話しました。



    今回はリボルバーのスペックに関しての話です。



    基本的には僕の考え方として、チオやシスやシステアミンなど各還元剤によって

    性能に違いがあるって考えています。(SS結合を切るという意味では同じですが)

    なので複数の還元剤をミックスした方が単体よりも無駄なく切れるようなイメージがあるんです。

    あとはチオの質感とかシスアミの質感ってかかり上がりの風合いだったりも違いが感じられる

    ので、良いとこ悪いとこあるからミックスしちゃおーみたいなノリもありますw


    これ、あくまで個人的意見であり感覚的なものが強いので「こうである」という事じゃなく
    僕のイメージの世界ではです。


    なのでほとんどのラインナップが2種〜3種くらいの還元剤を用いているのが特徴となります。



    2つ目は作った当時はまだまだ前処理が基本的で現在も必要なケースでは

    使うのですが、昔は3種類とか多い時で前処理にいろいろしていた時期もありました。



    前処理に色々使うとう事は処理に時間がかかったり、扱うスタッフの塗布する量や場所に

    ムラができやすかったり、僕の中では前処理に比重をおいたダメージケアに疑問があったんです。



    ですのでリボルバーに関してはそこまでの複数処理が無くても良いように

    CMC系のものやPPTをもともとある程度配合させてあります。


    ダメージに根本と毛先などにギャップがある場合に、毛先だけに少し処理さえすれば後は薬の強さの

    コントロールだけで大丈夫って状態を目指して作ったものです。



    車で言うとマニュアルじゃなくオートマみたいなイメージの薬です。


    (車の免許すら持ってない僕が言うのも気が引けますが 爆)




    全然むずかしくない簡単な薬です。(基本だけふまえてもらえれば)



    散々こむずかしい本読んだり、実験したり、仲間の意見聞いたり、研究と何度も何度も

    やりとりして作った薬です。


    それがすっごいむずかしい薬でめっちゃ勉強しないと使えない薬だったら

    使い手の美容師無視ですよねそれ 笑



    当時つながっていた(今もですが)美容師仲間にささえられ形になったものなので

    使いやすい内容なんじゃないかなっておもっています。



    つか、それでなくてもパーマってたくさんの事考えなきゃいけないんです。


    カットでしょ、ロッド選定やゾーンでしょ、巻き方でしょ、プロセス(熱使うのかとか)でしょ、

    ダメージでしょ、薬でしょ、処理でしょ、、、 ね?



    おっとー


    スペック行く前にまた終わるとこだった 汗



    そういったわけでまーリボルバーがどんなもんかお話しますね☆


    まずは、、、


    1,ミッションデトネーターTC

    チオ 3% システアミン1.5%  pH9・0 アルカリ度 5前後


    リボルバーシリーズでは一番ハードなパワーの薬です。

    通常よくある部外品ハードチオではチオの濃度6〜7%が多いですが、

    チオを半分に減らし、システアミンをミックスしました。


    チオとシステアミンってどっちがかかり具合強いのかって言うとシステアミンなんです。

    このあたりの詳しい話は講習ネタなので割愛しますが、システアミンってやさしいイメージ

    ってどこからキタんでしょうねー

    やさしい=化粧品 っていう言葉的な意味合いが強いんだと思うんです。


    時代背景としてシステアミンの濃度が2%以下のものでpHも低いものが
    初期の頃に出回っていたので、イコール髪にやさしいみたいなイメージとして
    広がったのだとおもいます。


    やさしいのはシステアミンがって事じゃなく、処方段階で数値(濃度やpH)がおさえられていたから
    反応が弱くやさしい感じがしたってのが正しいかもしれないですね。

    あとはシステアミンの方が軽い質感で柔らかい感じが出るように感じるのでそのあたりも
    含めて昨今のシスアミのイメージなんでしょう。


    すっごい細かい研究の方のデータとか見させてもらうと、システアミンの優位性みたいな
    データもありますが、「ざっくり」つかむならpHとその還元剤の濃度で見て取れます。



    結局長いよな。。。 すいませんがさらにつっこんできますw



    トータルの還元剤の濃度は4.5%かもしれませんがこれがTG換算なる計算方式になると
    ちょっと数値が変化しちゃうんです。

    よく複数還元剤ミックスされてるメーカーさんだと総還元値とかTG換算◯%って教えてくれる
    とこありますよね? それです。


    長くなるのでTG換算についてはまた次回にでもお話しますね。


    TCに関して読み取れることは、チオだけにしないでシステアミンをミックス
    することでチオの硬い風合いを緩和し、かつしっかりかかるようなモノを作りたかったってことです。

    ただし、トータルの還元剤量は部外品チオのハードよりも少し弱いスペックなので

    「黒髪のハード系パーマであったり、健康毛・硬毛で根本からくっきりみたいなスタイルにはちょっと物足りないパワーかなって感じる事もあるかな?」って事が読み取れるわけです。


    還元剤濃度が高い 6%とかそれ以上あるケースはSS結合を切れるモノが多く配合されているわけですから作用は濃いほど強いと考えられます。

    pHも高い方が低いものより膨潤も強く、塩結合も多く切られ、かつ還元剤の反応も
    強くなるので高い方が作用は強いと考えられます。

    でそのバランスでどのダメージレベルに向くか?をおおまかには決めているわけです。



    TCはハードだけど柔らかさを求めた結果ハードパーマまでがっつり行けるパワー
    まで行かない程度におさえた形になっています。


    そしてそのパワーがあるという事は対象の髪のダメージがあるほど
    傷ませてしまったりヘタするとビビらせたりなんて事になってしまうかもって事なんです。



    どんな髪の状態でもしっかりかかって傷まないという幻は今の現状ではむずかしい事
    であると僕はかんがえています。



    ちょっとむずかしかったですか?



    ちょいちょいむずかしいこと挟むんですけど大事な事なのでついてきてくださいね^^


    TG換算やpHと還元剤にうちてはおいおいまた補足の説明しますね!


    ではまた!






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    category:戸石のパーマな話 | by:しゃんてcomments(0) | - | -
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