サロンワークにおける`俺流`薬剤コントロール(9)〜リボルバーの話9〜

2013.01.31 Thursday 12:07
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     こんにちは!

    いやー話は長いは薬の話だはでマニアックな感じになっちゃったでしょうか?


    やっとすべてのリボルバーの話が出たところで、


    いちよマニュアルでは無いですが、僕がどう薬をリボルバーでコントロールしているか

    書いておきたいとおもいます。




    考え方としては、


    コールドパーマの薬剤選定をベースに


    クリープやデジタルパーマなど「熱」を使う場合はアルカリ(pH)を下げる


    ってのが鉄則です。

    熱により促進される部分もありますし、デジなどは変性をともなう温度まで上げて

    いきますので極力1液のアルカリをおさえて考えていくと失敗しにくいです。



    コールド=薬のパワー100


    でパーマをかけると仮定すると


    デジ=薬80

    にするようなイメージです。


    薬液のコントロールが普通にできていれば過去のデジタルパーマのような

    ビビリやバサバサは出ないとおもいます。

    熱でダメージが加わる分を薬を減らす感じでしょうか。

    そしてその分をワインディング含めてカバーしていく事が大事になってきます。


    第一のコントロール

    最大のダメージコントロールは薬を抑えて技術(ワインディング)でカバーする。

    シンプルですが当たり前の事を真剣に考えて見ることも必要ではとおもっています。


    講習ではこの部分を特に強化していく為の「考え方」をお話しています。



    コールドの薬選定マニュアル(イメージ)


    健康毛 TC 

    ローダメージ TC+CA=1:1〜2:1 もしくは、 TAのみ

    ミドルダメージ TC+CA=1:3 もしくは CAのみ もしくはTA+CAのMIX

    ハイダメージ スピエラ もしくは CA+AC=1:1



    第二のコントロール

    還元時間(タイム)コントロール。ワインディングも含めての事ですが、

    対象毛髪に対してロッド細めて時間を短くしたり、少し弱い薬で時間を長くしてみたり。


    髪質やクリープするのか?など条件に合わせてコントロールする。




    ノンアルカリ(中性や酸性の薬)はテストカールの時点でアルカリのテストカールよりも

    しっかり入ってないとダレやすいです。

    膨潤をおさえている分還元だけの力を頼る事になり、結果ウェーブがでにくい。


    剤を知ってプロセスを作るっていうのはこんな事を考えてやっていきます。


    そのためにはざまざまな薬を使うより一点強化でその薬を身体で覚える必要性

    がでてきます。



    ベーシックなMIXをいくつか話ましたが、こっから応用!


    柔らかさを重視するケースではCAがメインに働きますが、弾力性が欲しいケースでは

    ACをベースに組んでいくと弾力感がでてきます。

    TC+AC でMIXしていく感じです。

    細毛・軟毛のケースでは

    ちぇ☆ケラ+AC=1:1 を前処理に塗布し、ワインディング後アクティブでTC+AC(CA)

    で調整します。


    よほど硬毛じゃない限りはウチではちぇ☆ケラ+AC=1:1はノンカラー毛以外は
    ほとんどのケースで使用しています。

    毛先と中間のダメージの条件や削ぎも違うので毛先の処理はほとんどこれでする形になります。



    グレイカラー+ご年配のお客様の対応

    白髪を染めていないケースでは一見髪にハリがあるように

    見えますが、実際はメラニンも無く表面は強いが内部が脆いイメージが

    白髪にはあります。

    そういったケースに健康毛であってもTCを単品で使うと髪が荒れやすいので、

    僕のお客様は

    TC+CA=2:1

    薬を少し弱めて放置時間を長く取る。 これで調整します。



    グレイカラー+の場合

    艶感重視の場合はスピエラを使用

    わりとしっかりかけたいケースではスピエラだけでは弱いケースがあるので

    (1B+TA=2:1)+1A=10:1

    例 (40g+20g)+6g=66g 一人分イメージ

    TAのチオを加えることでpHも若干上がりかかりが良くなりつつ、

    質感はスピエラのものになります。

    前処理にはAC+ちぇ☆ケラを使います。場合によってちぇ☆ケラのみのケースもあります。


    グレーカラーじゃなくわりとダメージしているケースでも使えます。



    システアミンの臭いを気にするお客様の場合


    健康毛へは使えませんが、

    TA+AC 

    のMIXで対応します。

    ACは酸度をあげてなく、緩衝性は少ないのでミドルダメージくらいで

    TA+AC=2:1〜3:1

    でpH下がり過ぎずに使えるとおもいます。


    最近、MIX時の細かいスペックとう聞かれるケースもあるのですが、

    応用編のような細かいケースの場合細かいスペックつが大事ではなく、

    使ってみてだいたいをイメージする流れも大事だと思います。



    クリープなど水洗後に加熱していく場合


    第一・第二コントロールでの話と重複しますが、

    コールドよりもタイムもしくは薬液パワーを若干おさえるなど配慮が必要です。

    クリープについてはまた今後お話していきたいとおもいます^^





    というわけで、9回にわたったリボルバーの話も次回で最終回です。



    まとめをして、別の章に行きますね。


    では!
    category:戸石のパーマな話 | by:しゃんてcomments(0) | - | -
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