PPTな話(2)

2007.07.28 Saturday 23:13
0
    前回の話ではアミノ酸の鎖の話や分子量の捕らえ方についてお話しました。


    結構見てもらっているのですねこのブログ(汗)

    コメント待ってま〜す(笑)


    一つブログに関してというか、サロンのHPやミクシイでのコミュや
    日記でも何でもなんですけど、基本的に僕の文章は何かの本や資料を見ながら書くという事は一切ありません。

    確認の為に見直すことはあっても自分の言葉で伝えたいのでそのまま書き写したり、何かを見ながら少し文章変えて書くといったこともなく、自分なりに頭でまとめたことを書いています。


    なので、間違っていることもあるかもしれないですし、こむずかしい単語は出てこないと思います。


    かなりマニアックなくわしい方もいると思うのですが、僕はそんなスタンスで気ままにやっていますので暖かく見守ってくださいm(。。)m



    ではでは。。。


    ケラチンPPTと言ってもいろんな種類があります。

    原料のメーカーはふせますが、どんなPPTの原料があるかお話したいと思います。


    ■分子量400のプレーンなタイプのもの

    かなりアミノ酸に近いくらい加水分解されているので入りやすく抜けやすい
    といった感じのケラチンです。
    ケラチンでもチオなどの還元剤でもそうですが原料を売るメーカーが何社もあるわけではないのでどこのメーカーさんもパンフレットに400のもの
    1200のものとかってなっていると思うんですけどたいてい同じもの使っていると考えて良いわけですね。
    チオといったらどこのメーカーも同じチオの原料を使って工夫してオリジナルにしているといった感じです。



    ■分子量1200のカチオン化されたもの

    プレーンなものに比べてカチオン化されたPPTはアミノ酸の末端を4級アンモニウム化して+に帯電するようにしてあります。

    通常濡れた毛髪は−に帯電している為この+に帯電しているカチオンが吸着しやすくなるわけです。

    ダメージ毛ほど−に傾いているため、ダメージ毛ほどこのカチオンがはりつきやすくなるといった仕組みです。


    ■分子量1200のシリル化されたもの

    これもカチオンと同様に末端アミノ酸にケイ素化合物をくっつけたものです。ケイ素とはシリコンのことですね。

    ヒート○○効果とか言われているものがたいていコレにあたります。

    熱や乾燥によってこの末端のシリコンどおしがくっつくことによって
    表面に皮膜する効果があるという事ですね。

    そしてこのシリコン通しの集まりは水をはじくわけで、毛髪表面を効果的に疎水化することができるのです。

    傷んだ髪というのはタンパク質が流出したダメージホール(ボイド)とよばれる空洞化した部分が多数存在しています。

    このボイドの部分にPPT部分が入り、シリコン部分が表面を覆うようなイメージになります。

    乾燥だけでも吸着するのですが、最近の原料元の資料では温度に関するデータもでていて、このヒートの吸着は60度で加熱するよりも90度で加熱するほうが毛髪表面のキューティクルのめくれを補修する効果があがるそうです。

    が、反面この温度域の髪そのものへのダメージってどうなんでしょ?
    そこらへんのデータがあいまいなのもこの世界の面白いところです(笑)
    物事には必ず二面性があって良い部分しか現れてこないものですね。



    ■分子量1400のアルキルカチオン化ケラチン

    これは油性成分がくっついたケラチンです。ヤシ油だったかな?
    シリル化されたものと同じようにくっつけられた油性成分どおしが集まって
    油性成分の皮膜を形成します。

    この原理として、水と油の反応の利用です。

    水と油は基本的には混ざり合わないものです。なのでこのアルキル化されたケラチンに水を混ぜていくと透明だったものが白く濁って最後には沈殿していきます。

    これは水は水、油は油どおしで同じものどおしが近くに集まろうとする反応なんですね。

    疎水結合だったと思うんですけど、疎水とは水をはじくの意味。
    なので油の性質ということです。

    油の性質を持ったものどおしが集まっていくのですね。

    健康な髪の表面は18MEAでおおわれていて疎水性をしめします。
    なので健康な髪ほどこのアルキル化されたものはくっつきやすくなってしまうのでカチオンというもう一つの性質を併せ持つことで、健康な部分だけに
    張り付きやすくならないようにダメージヘアにも吸着していくように
    作られているのだと思います。

    特徴としては油性成分ですのでツヤ感や重みが他のPPTよりもでます。
    が反面その効果から前処理などにしようすると、薬剤を大幅に減力しますので注意が必要なケラチンです。

    毛髪に吸着しやすく、残りやすいケラチンなので、カラーの退色防止に効果的に働くのも特徴です。




    うう・・・

    長いよケラチン(汗

    疲れたので続きます(−−;
    category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(0) | - | -
    Comment








       

    Calender
       1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031 
    << May 2019 >>
    Selected entry
    Category
    Archives
    Recent comment
    Link
    Profile
    Search
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered
    無料ブログ作成サービス JUGEM