リボルバーの使い方(笑)
2007.08.18 Saturday 21:08
今さらかよ!!って感じのブログなわけなんですけど(汗)
サロンでの使いこなしについて僕のサロンでの場合をお話したいと思います。
リボルバーパワード(以下RP)
リボルバースピーダー(以下RS)
リボルバーアシッド(以下RA)
混ぜればー
シャンディーネ
とラインナップあるわけなんですけど、リボシリーズはウチは基本的には加温しています。
ダメージチャートでお話していきますね。
健康毛(0)〜ハイダメージ毛(5)[ビビリ毛は6とします]
ダメージレベル0の健康毛には普通のアルカリチオ(HT)を用います。
レベル1程度で硬毛の場合:HT+RP 1:1 2:1などでミックス
(パワーは落とさないで質感のみをアップするイメージです)
レベル1で軟毛の場合:HT+RS 1:1
(軟毛の場合、キューティクルが強いケースもあるのシステアミンが生きます)
レベル2 硬毛 RP単品 もしくはRP:RS 2:1 加温
(このレベルくらいから単品で十分な結果がでます)
レベル2 軟毛 RS単品 もしくはRP:RS 1:2 加温
(軟毛にはシスアミ加温が最適です)
レベル3あたりからいろいろできますね。加温は必要に応じて。
レベル3 硬毛 ■前処理をしてRP単品
■前処理をしてRP+RS 1:1
■RS単品
レベル3 軟毛 ■RS単品
■RS+RA(比率はRA混合物に対してRS10〜20%)
レベル4 最近いろいろ試してるんですけど、、、
■前処理してRS単品
■RS+シャンディーネ 2:1〜3:1
(水を混合することで、還元力を落として使いますが、シャンディーネはアルギニンでPH8になってますので純粋に還元力のみを落とします)
■RA単品
レベル5 (ここにくるとスピエラといえども水巻・10分程度からテストカールといった具合にタイムやロッドを調整します)
■RA単品
■RS+シャンディーネ 1:1
ざっとこんな感じに使っています。ロッドはアニオンロッドです。
お気づきだと思うのですが、チオとシステアミンの使い分けは強い薬・弱い薬というだけの判断ではないです。
分子量の小さく、浸透性も疎水性も良いシステアミンをうまくミックスしていくことで薬のコントロールに幅が出ると思いますし、チオよりもシステアミンが良くかかる髪質も存在します。
低基材適所に、コントロールしていくことと、前処理をやり過ぎずに、
薬・ロッド・タイム・熱を計算していくことも大切です。
かかりが弱いとか、ダレるみたいな意見をいただくケースもありますが、
はっきり言ってしまうと、
「傷ませればかかりますし持ちます。が、傷ませたくないから頭と技術使うんです。」
といった答えになります。なのでリボを無理やりどんな毛質にも使わないですし、考えて使ってみると面白さがわかるんじゃないかなって思うんですね。
サロンでのかかり具合が同じだとしても、スピエラ使った場合・シスアミ使った場合・チオ使った場合と一ヶ月後の髪の状態やウェーブの持ちは違うと思います。
だから特性を掴んで使いこなすわけであって、どれも同じならチオ使えば良いと思います。
お薬の個性に合わせて技術も変えていくことも大事なのかなと思っています。
技術がそのままで薬だけで変化させようとするから差別化も出来ず、薬剤ジプシーとなり、どの薬も使ったことあるけどどの薬も使いこなしてない状況になってしまうのではないでしょうか?
「じゃ〜リボルバー使わないで今ある薬で良いってこと?」
って思いますよね。
そうだと思います。使いこなしの方が大事です。
美容師は技術職です。(サービス業ですけど)
安易に薬に頼ることによって新しい失敗も招きます。
チオオンリーで処理剤だけで良い結果を出しているサロンさんもあってそういう方とお話していてもとても勉強になります。
逆にどんな髪質もスピエラだけで処理されているサロンさんもあります。
それこそ健康毛ならソバージュみたいなロッド選定でスライス薄く・細く巻いて大きなウェーブ出したりと。
特殊なケースですけれども、お店の方向性や考え方で技術を変えていってこそ本当のパーマの時代に美容業界も戻っていくのかなって考えています。
んだよコイツ偉そうにって思われるような文章かもしれませんが、デザインも同じで想像力が大事で、それはお薬や処理剤も同じだと思うのですね。
各メーカーさん良い商品をたくさん作っています。物があふれています。
そんな今だからこそ、使っているものよりも使い方を今一度考えていこうと思っています。
って。。。。
商売っ気ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ブログっっ(自爆)
どんな薬も一回使っただけじゃ何にもわかりませんよってボヤキです(笑)
で最終的に使う方の好みでリボルバーが選ばれたならうれしいなって思う今日この頃です。
ちょっと偉そうな文章だったかもしれません。失礼いたしましたm(。。)m
サロンでの使いこなしについて僕のサロンでの場合をお話したいと思います。
リボルバーパワード(以下RP)
リボルバースピーダー(以下RS)
リボルバーアシッド(以下RA)
混ぜればー
シャンディーネ
とラインナップあるわけなんですけど、リボシリーズはウチは基本的には加温しています。
ダメージチャートでお話していきますね。
健康毛(0)〜ハイダメージ毛(5)[ビビリ毛は6とします]
ダメージレベル0の健康毛には普通のアルカリチオ(HT)を用います。
レベル1程度で硬毛の場合:HT+RP 1:1 2:1などでミックス
(パワーは落とさないで質感のみをアップするイメージです)
レベル1で軟毛の場合:HT+RS 1:1
(軟毛の場合、キューティクルが強いケースもあるのシステアミンが生きます)
レベル2 硬毛 RP単品 もしくはRP:RS 2:1 加温
(このレベルくらいから単品で十分な結果がでます)
レベル2 軟毛 RS単品 もしくはRP:RS 1:2 加温
(軟毛にはシスアミ加温が最適です)
レベル3あたりからいろいろできますね。加温は必要に応じて。
レベル3 硬毛 ■前処理をしてRP単品
■前処理をしてRP+RS 1:1
■RS単品
レベル3 軟毛 ■RS単品
■RS+RA(比率はRA混合物に対してRS10〜20%)
レベル4 最近いろいろ試してるんですけど、、、
■前処理してRS単品
■RS+シャンディーネ 2:1〜3:1
(水を混合することで、還元力を落として使いますが、シャンディーネはアルギニンでPH8になってますので純粋に還元力のみを落とします)
■RA単品
レベル5 (ここにくるとスピエラといえども水巻・10分程度からテストカールといった具合にタイムやロッドを調整します)
■RA単品
■RS+シャンディーネ 1:1
ざっとこんな感じに使っています。ロッドはアニオンロッドです。
お気づきだと思うのですが、チオとシステアミンの使い分けは強い薬・弱い薬というだけの判断ではないです。
分子量の小さく、浸透性も疎水性も良いシステアミンをうまくミックスしていくことで薬のコントロールに幅が出ると思いますし、チオよりもシステアミンが良くかかる髪質も存在します。
低基材適所に、コントロールしていくことと、前処理をやり過ぎずに、
薬・ロッド・タイム・熱を計算していくことも大切です。
かかりが弱いとか、ダレるみたいな意見をいただくケースもありますが、
はっきり言ってしまうと、
「傷ませればかかりますし持ちます。が、傷ませたくないから頭と技術使うんです。」
といった答えになります。なのでリボを無理やりどんな毛質にも使わないですし、考えて使ってみると面白さがわかるんじゃないかなって思うんですね。
サロンでのかかり具合が同じだとしても、スピエラ使った場合・シスアミ使った場合・チオ使った場合と一ヶ月後の髪の状態やウェーブの持ちは違うと思います。
だから特性を掴んで使いこなすわけであって、どれも同じならチオ使えば良いと思います。
お薬の個性に合わせて技術も変えていくことも大事なのかなと思っています。
技術がそのままで薬だけで変化させようとするから差別化も出来ず、薬剤ジプシーとなり、どの薬も使ったことあるけどどの薬も使いこなしてない状況になってしまうのではないでしょうか?
「じゃ〜リボルバー使わないで今ある薬で良いってこと?」
って思いますよね。
そうだと思います。使いこなしの方が大事です。
美容師は技術職です。(サービス業ですけど)
安易に薬に頼ることによって新しい失敗も招きます。
チオオンリーで処理剤だけで良い結果を出しているサロンさんもあってそういう方とお話していてもとても勉強になります。
逆にどんな髪質もスピエラだけで処理されているサロンさんもあります。
それこそ健康毛ならソバージュみたいなロッド選定でスライス薄く・細く巻いて大きなウェーブ出したりと。
特殊なケースですけれども、お店の方向性や考え方で技術を変えていってこそ本当のパーマの時代に美容業界も戻っていくのかなって考えています。
んだよコイツ偉そうにって思われるような文章かもしれませんが、デザインも同じで想像力が大事で、それはお薬や処理剤も同じだと思うのですね。
各メーカーさん良い商品をたくさん作っています。物があふれています。
そんな今だからこそ、使っているものよりも使い方を今一度考えていこうと思っています。
って。。。。
商売っ気ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ブログっっ(自爆)
どんな薬も一回使っただけじゃ何にもわかりませんよってボヤキです(笑)
で最終的に使う方の好みでリボルバーが選ばれたならうれしいなって思う今日この頃です。
ちょっと偉そうな文章だったかもしれません。失礼いたしましたm(。。)m
リボルバーを使い始めて、薬剤の選定が少し判ってきた気がします。(遅っ!!
先ず。毛髪の状態、デザイン、スタイル、仕上げ方などがありきで、薬剤をもっていく際に、PHはどの位いるか?還元力は?還元剤の特性を生かせるか?を考えてロッド選定、加温、タイム、そして処理剤で保護や質感、ウエーブ効率アップをアシスト的に考えています。
今まで軟毛で健康な髪質にチオで上手くいかなかったものをCAで加温して、クリープすると抜群に綺麗な深いリッジが出たりします。
ひとつのツールとしてリボルバーを愛用させて頂いています。(あっ。武器でしたね)
もっと使いこなし、コントロールできる、考えれる技術を身に付けていきたいものです。