最近のホット系パーマについての考察

2008.01.17 Thursday 16:37
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    だいぶ遅くなってしまいましたけど、あけましておめでとうございますm(。。)m


    今年は、ちゃんとブログ更新します(汗)


    さてさて本題ですが、最近パーマメニュー多くないですか???

    雑誌なんかでも結構いろいろなパーマメニューが登場しています。


    酸性パーマなんて言っていた時代が懐かしいですね〜(^^)

    ちょっとおかしいだろ?ってのも中にはありますよね?


    コスメパーマ:化粧品のカーリング剤を使ってかけるから傷まない安心パーマ。

    プルプルパーマ:プルプルになります。

    クリームパーマ:クリーム状のトリートメントのお薬を1:1:1で混合してやさしくかけます。

    スピエラパーマ:酸性のカーリング剤スピエラを使ったダメージレスパーマ。

    などなど。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。ーー;


    これって、メーカーさんが出している薬そのままネーミングしただけっちゃ
    しただけですよね。

    問題だと思うのは、全てダメージヘア対応であるという点。

    健康毛の人は断るんでしょうか?

    やはり、お薬でのメニュー展開って厳しいと思います。

    そもそも素材のダメージの判断があって薬を選ぶことが大事なわけですから、なんでもかんでもメニューにしてしまうと「かからないから結局チオかぶせた」とか「すぐとれた」なんてことのなりかねない気もします。

    あおるのは良いんですが、僕の知り合いのサロンのほとんどが上記の薬は使いつつコントロールしているからあえてメニューになんてしません。

    パーマとかの薬や処理剤って僕の個人的な見解ではありますが、
    それで高いお金を取るためのものではなく、お客様との信頼を築くものでる
    と考えます。

    ちょっと何か仕入れたから即メニューでは信頼されるんでしょうか?


    だいぶ脱線してしまいましたけど、ホット系パーマと呼ばれる分類。


    これは技術がいりますよね。

    デジタルパーマ・エアウェーブ・コテパーマなどなど

    熱が入ることによって操作がむずかしくなる分、通常のパーマの薬だけの操作では出来なかったウェーブが形成できますね。

    技術といったのは、熱をともなうということは髪が傷む要因も増えるという点です。

    デジタルパーマは3回くらいかけるとかからなくなる。


    なんて言う人もいますけど、本当にそうなんでしょうか?

    基本的には、温度と時間のコントロールでかなり回避できるはずです。
    どんな状態であろうと決められた薬剤を使って決められた温度でやって
    いれば傷むはずですよね。


    前にエアウェーブについてかなりくわしく書いたのでここでははぶきますけど、原理を知って応用させるって事を考えています。

    デジタルパーマや、通常のパーマをもっと進化させられないのか?

    ここにはクリープという原理も入ってきます。
    クリープについては僕の師匠の一人でもあります、群馬県にあるコレクションの田中さんのブログがかなりくわしく載せていますのでごらんになってみてください。

    ようするに「ずらす」って事です。

    この「ずらす」をよりずれやすくって考えてみました。

    クリープには二つあります。まずはCMCという間充物質の層が緩むことによるコルテックスのずれ。

    もう一つには、還元終了後におこなう工程なわけですから、側鎖結合が切れ
    ずれやすくなっているということでのずれ。

    ここにクリープするまでの時間ということが加味されますね。

    ロッド系に安定するように時間をかけてずれていく細胞たち。
    (文献などには30分となっています)

    じゃ〜こいつをより効率良くずらそうって考えています。


    CMCのズレであれば、湿熱(蒸してある状態)のほうがよりずれそうかな。

    酸性の薬剤よりもアルカリの薬剤のほうが塩結合切るからずれやすいかな。

    ずれる前に乾燥させてしまったら水素結合がくっついて髪の強度が増してしまうから乾燥前にいかにずらしておくか?またずらしたものを乾燥させることでよりウェーブ形成は乾いたあとも再現性が高いのではないかな?

    じゃ〜まとめるとエアウェーブってこと?

    ま〜そうゆう事になります。


    が、もっとずらしたいと考えるのであるならば。。。

    そう、クリープ=乾燥と勘違いしているひとが多いけど実際は、
    ずれる=湿熱 固定(安定)=乾燥+時間であって、どっちかがかけてしまうと、うまく行われないと思うのです。


    エアウェーブをやっていて気になる点が一点。

    キャップして温風あてるだけで本当にロッドに温度が伝わっているのか?

    あと乾いちゃったりしてません?

    クリープに関しては中途半端な気がするんですね。

    逆にこの湿熱をうまく利用すれば温度が低くてもかかります。
    そうデジタルパーマへの応用です。

    還元時間も短くても大丈夫になります。

    そういった意味で個人的に優秀な機械だと思うのが大広のオーディス2。

    ロッドも軽いし、温度設定も3段階までできるし、低い温度から高温まで
    しっかりでるし、何よりロッドごとの温度ムラが少ないんですね。

    おっと。。メーカーの回し者じゃ〜ございません(笑)

    道具って仕事に影響しますから使いやすい道具が必要かなって
    思うんです。
    5万円でもそこそこのハサミは買えるけど20万以上のハサミ使っている人も多いじゃないですか?

    それに似たようなものです。

    パーマとデジタルパーマは同じパーマである。

    と思っています。

    クリープを利用するかしないか、温度をかけるかかけないかの差だけで、
    同じパーマの延長にあるものです。

    ホット系パーマを特殊と思って機械と薬とマニュアルに頼ってしまうから失敗してしまうわけなんですね。

    理屈はどれもほとんど変わらないわけですから、使いやすい機械と使いやすい薬と、自分の経験を信じて技術向上にはげめばよいわけです。


    そんなわけで、オーディス2を使った湿熱クリープを強化させたデジパーの方法でっす。


    たいしたことしてないです(汗)


    付属している、断熱の白いパッドありますよね?
    その断熱パッドをビショビショにぬらします。


    中間水洗後に中間処理をして、ロッドを巻きます。その巻いたロッドの上から濡れたパッドをくるんでゴムかけます。

    それだけです(笑)

    温度は80度設定。

    80度で10分入れて、パッドをはずして60度で3〜5分で完全乾燥させます。クーリング5分いれます。

    80度でもパッドでくるんでいるので内部で蒸されている温度は60度程度だと思います。
    蒸すことで満遍なく熱がくわわりますから中間のリッジがきれいにでます。

    ただ乾燥もさせないと乾いてダレるウェーブになるので、温度を下げて
    さらにクーっリング時間も利用して乾燥させています。


    薬は使いやすいものでOK。

    ちなみに湿熱利用の一番の利点は酸性などのスピエラをしようした場合でも
    湿熱によって膨潤してずれやすくなりますので、スピエラを使用してもキレイなリッジと大きいカールが出ます。


    ちょっとした工夫でお金をかけずに傷みにくくかつ効果的にウェーブ形成できちゃうわけですね。
    あとは、1剤の選定や1剤の放置タイムを調整すればもっと傷みにくくなるわけです。


    長くなってきたので、コールドのパワーアップ湿熱利用はまた次回に!


    ウチのサロンではすでにサーモセラピーウェーブとしてメニュー化している
    ものです。
    一年前から構想をねり、ずっと暖めてきた方法論です。

    これにあわせて2種類の処理剤もまだくわしく話せませんが開発して、
    あとは発売を待つばかりの状態です。

    今年のリスペクツはリボルバーに、クリープの方法論に、処理剤の3つの柱で皆様のお役にたてるようにごんばっていきますので、今年もリスペクツをどうぞよろしくおねがいいたしますm(。。)m

    category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(12) | - | -

    感覚と実験結果の比較

    2007.11.05 Monday 15:07
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      なかなか忙しく過ごしていてブログまで時間がまわらない日々を過ごしています(汗)


      普段はほんとどっぷりサロンワークなので日に10名程度お各様をこなし、
      今は基礎見直しでベーシックであるグラボブを毎日切り倒しています。。。


      タイトルに戻りますが、自分の感覚ってどこまで正確だと思いますか?


      僕は正直結構すごいよ俺って思っています(笑)

      でも実際毛束やモデルさんでも比較実験などすると「あれ?」って思うときがあります。実際効果ってそんなに無いの?って。

      ディーラーさんがあれこれ持ってくる薬などでもそうですけど、
      一回使った程度でははっきり言って何にもわからないのが本当です。



      それと、「比較対象を持たない実験は実験ではない」ということ。
      ただ対象物を使ってみて良い・悪いの判断だけではいけないということです。


      各原料を取り寄せて使ってみるときにでも、例えば似た物どおしを比較しないと全く無意味な実験となります。


      ケラチンとキトサンの実験をしようってなったときに、ケラチンとキトサンを比べても仕方がないと思います。

      例えばケラチンであれば、ケラチンの中でも低分子のものと、高分子のものの比較であったり、パーマ液であれば同じ還元剤であって濃度やpHが同じようなものを比較していかないとあまりわからなくなるのですね。


      健康毛用のパーマ液とダメージ毛用のパーマ液を比較してみて、
      どちがよくかかるかなんてテーマで実験しても無意味になります。

      僕がお薬やPPTなどを実験してみるときはこういったことを守っています。

      ■目的・テーマを決める
      例:ケラチンの分子量での効果の比較
          ↓
      この場合は同じ濃度(10%なら皆10%)・前処理で使うのか?中間処理で使うのか?などいろいろな目線で比較していきます。
      それとパーマ・カラーの実験の場合は必ず何も使っていないものも用意しないと実際の使ってどうゆう結果が出てきたのか?がわかりません。
      なので2つの比較実験では何もつけない毛束もあわせた3つの毛束での
      実験になります。




      ■できる限り目的以外の状態は合わせる。

      これはテーマを同時に2個も3個ももうけてしまうと欲しい結果が得られないので、たとえばかかり具合であるならば、還元剤の種類は統一してみる
      とか、濃度やpHは似たものを比較するなど、目的にあわせてバラバラなものを比較するのではなくアル程度は統一して比較するほうがわかりやすい結果になりやすいです。

      それとパーマであればロッドを巻く人はテンションに気をつけて同じ人間が同じテンションで同じ毛量をまくようにしないと比較にならない場合も多いです。

      カラーでも塗布量によってもかわりますから出来る限り同じ状態を
      作って比較したい部分にしぼっていくとわかりやすい実験になります。

      ただ、単純に今サロンにあるパーマ液のチャートを作りたいといった
      感じなのであれば毛束の状態をあわせておけばOKです。



      だいたい状態をあわせて、かつ目的をしっかりもって実験してくと
      自分が感じた結果と違う結果になったりもしますし、新たな発見もあります。



      よく、毛束じゃ何にもわからないよ。って言う方いると思うんですけど、
      実際は違います。

      言われるように毛束と本当の髪は違います。

      でも毛束どおしで比べた結果はやはりだいたい薬のクセや効果は
      髪に使ったときにでもある程度は似た結果になるものなのですね。

      そういった意味で、なんか毛束とかウィッグ使った実験てナンセンスでマニアックと思われがちですけどこういった毛束での効果の比較実験を繰り返してモデルでの効果の検証をしてから導入・メニュー化したほうが
      良い結果につながりやすいと思いますよ。


      カット・カラーで毛束・ウィッグって当たり前だけど、ウェーブの出方や
      使うPPTによって変わるブリーチ毛のパーマのかかり具合の比較などは
      勉強になると思います。

      全て計算できるわけではないのですけど、使っている薬くらいは
      ある程度計算して使いたいものですよね。

      僕は何でもそうですけど、手触りの実験はモデルでやりますが、
      ウェーブに対する効果であったり薬のパワー比較は全て毛束で実験し
      整理しています。

      面白いですよ。
      category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(2) | - | -

      マイブーム?

      2007.09.15 Saturday 22:36
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        普段サロンワークしていると、いろいろな方の髪質触ったりして
        そこで閃いてPPTなど混ぜ合わせたりしているんですけれども、

        こうゆうのってブームがあって、何か知らないけどいつも同じ処理してるときってあります。


        その質感好きだ〜〜〜〜〜って感じで(笑)


        最近はアルギニン水であるシャンディーネにヒート系のPPTミックスが
        良いですね。

        シャンディーネ90ccにヒートケラ10cc

        で10%のヒート溶液を作って使ってます。

        ヒートケラチンのみでも大分良いですけどね。

        ヒートはシリル化されたケラチンなんですけど、ケラチンだけじゃなくって、小麦・コラーゲン・大豆・ゴマ・シルクなんてのもあるんです。


        それぞれに個性があって質感もさまざまで面白いんですよ。

        全部お店にはあるんですけど、良いのはケラチンや小麦ですかね。
        大豆やゴマも酸性アミノ酸の組成が多いのでツルッとして良いんですけど。




        前処理にはこのアルカリにふったヒートを使用する場合が今はほとんどです。んで、これだけだと心配って毛先にはめんどくさいのでキトアクア(笑


        キトサンって後処理ってイメージですけど、前処理も結構良いです。

        スピエラの前処理なんかはキトサンだけって事も多いんですよ。

        油との相性も悪くないし、高分子で質感上がるし。

        前処理こんな感じで適当に意味のあるものを使って、後はコントロールのみ。




        特別なことって案外してなくって、いたってシンプルなんです。



        なので、僕の店はすっごい特殊なことしているって思っている友人も多いんですけど、そんなことはないです(笑)

        逆にウチなんかあんまりコストかけないから質感悪いかも(−−;。。。



        さてさて、


        皆さんのマイブームも教えてくださいね(^^)
        どうしてそれなのか?って意味まで教えていただけると参考になります。


        もしかして、次の商品で僕パクるかもしれません(爆)



        次の商品に採用された場合はちゃんと発表時に○○さんのマネしました。
        っていさぎよく言うのでどんどん教えてください(笑


        コメント待ってま〜〜す☆



        category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(2) | - | -

        システィン酸の吸収が抑えられるアドフィルム

        2007.08.26 Sunday 17:08
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          髪のダメージっていろいろあるわけなんですけど、ダメージってどんなことが起きているんでしょうか?


          日常の傷みの原因としては、

          ■紫外線によるキューティクルのタンパクの変成・システィン酸の増加

          ■シャンプーによる内部タンパク・脂質の流出

          ■無理なブラッシングによるキューティクルのめくれ

          ■ドライヤー・アイロン・コテによる毛髪ケラチンの変成

          などありますね。ここにサロンでの化学的ストレスがくわわるわけです。

          ■カラー・ブリーチなどによる過剰な酸化によるシスティン酸の増加

          ■パーマや矯正などでおこりやすいランチオニンや混合ジスルフィドの生成

          ■膨潤・軟化している毛髪へのコーミングなどのダメージ

          ■矯正・デジタルパーマなどによるタンパク変成


          などあるわけです。

          そんなことは講習などでたいてい習ってきているわけなんですけど、
          実際よくわからないですよね。

          特にランチオニン・混合ジスルフィド・システィン酸というもの。


          僕もイマイチ理解していないのですけれど、ちょっとまとめてみました。

          ■ランチオニン

          強いアルカリと熱(無くても起きる)によって生成される不溶性で不可逆性な物質。

          強いアルカリとは濃度であったりpHが高いってことです。

          これはシスチン結合している状態がアルカリによって切られてしまい、
          システィンがデヒドロアラニンという物質に変わってしまい、
          もう一方のシスティンと結合して生成されてしまうのです。

          このデヒドロアラニンとくっついてしまったシスティンは、逆の反応で
          元に戻るといったことは無いので単純にランチオニンが増えればシスチンの量も減るわけですから髪の強度低下につながっていくわけです。



          ■混合ジスルフィド

          これは、還元剤によって切られたシスチン結合でシスティン2分子となっている状態で、本来であるならばパーマであればロッドの形にずれて酸化されてシスチン結合に戻らないといけないものが、還元を終えた還元剤の分子tp結合してしまってできるものです。

          これも結局は髪のシスチンを減らすわけですから増えて良いものではありませんね。


          ■システィン酸

          カラー・ブリーチ、パーマの2剤など、過剰な酸化がおこなわれることで、
          システィンがシスティン酸へと変化してしまう反応です。

          上記二つと同じく元のシスチン結合に戻ることはなく髪に残留します。
          シスチンの量がへるわけですから弾力性はなくなってきます。



          共通して言えることは元のシスティンに戻らないということで、これらが増えることでシスティンは減少しますから毛髪強度が落ちる・パーマがかからなくなるなどの現象がおきてくるわけです。



          全くこれらを0で施術が出来れば傷まないわけですけれど、それは無理な話ですね。ただ、これらの生成物を出来るだけ少なく施術することは出来るわけです。


          ランチオニンについてはやはりアルカリの強い薬を出来るだけ最小限にとどめて作業するとか、強アルカリな薬剤を加温して使わないとかって事で少しは減らせそうですね。pHが高ければ高いほど生成されやすくなるわけですからお薬のスペックをきちっと知っていれば対処できると思います。


          混合ジスルフィドは1剤の放置時間だと思います。通常パーマの1剤は15分〜20分を過ぎたあたりでガクっとシスチン結合を切る力が弱くなります。還元力が弱まれば不安定なシスティンは近くにある何かと手をつなぎたくなってきますね。
          となりにシスティンがいれば良いでしょうけど還元剤であればそれと手をつないでしまいます。

          パーマ液がつきっぱなしって事は毛髪内部には還元剤分子もたくさんあるわけですから混合ジスルフィドができやすい状態にあります。

          そうやって無駄に長いタイムを放置することで混合ジスルフィドを増やしてしまうダメージをオーバータイムというわけです。

          決してかかりすぎてしまったことをさすわけではないわけですね。

          よくケミカル本なんかに、かかりが悪くて時間がたってしまった場合、
          再度薬を塗布する前に一回水洗しましょうって書いてあったりすると思うんですが、これは無駄な還元剤を流したほうが混合ジスルフィドを増やさなくて良いってことなわけですね。

          ですから、15分で確実に次の工程にうつれるようにお薬やロッドの選定を考えることで混合ジスルフィドの生成は少なくできるわけです。

          中間水洗の理由もここにあるわけなんですね。

          一剤が残っている状態で酸化剤がついてしまうことで、混合ジスルフィドができやすくなってしまうの防ぐ目的でもあるわけです。

          パーマをうまくかけるってかかり具合だけじゃなくって適正な時間でかけるって事も一つあると思います。



          最後にシスティン酸ですけど、これは酸化にかかわるわけですから、
          カラーで防ぐのはむずかしいとは思いますけど、パーマであれば2剤を不用意に長く放置しないとかって事で少なくできると思います。


          原因が少し理解できればそれを少なくできる(ダメージを防げる)方法も考えられますし、同じ薬を使っても傷ませてしまう人とあまり傷ませない人にはこんな差もあるかもしれませんね。



          ちょっとしたことですが作業を見直すことでお薬だけに頼らない技術でのケアが出来そうですね。

          ではできてしまったシスティン酸はどうすれば良いんでしょうか。

          傷みの原因でもあるシスティン酸が増えると感触はゴワつき、濡れていると水分で重く乾くと水分が無くなってパサパサになりますよね。


          このシスティン酸の吸収を抑えられるトリートメントが今リスペクツで扱い中のオレンジコスメの「アドフィルム」なわけです。

          なぜ?という確実な理論は無いみたいなのですが、アドフィルムをやった後とやる前を比べるとやった後にはシスティン酸が減っているらしいのです。

          これは、どうしてっと聞かれても研究の方もデータ上はそうなっているけど、なぜかは推測でしかないとおっしゃっていますので答えはわからないわけなんですけど。

          アドフィルムの成分であるアミノ酸変性シリコーンとアルギニンや有機酸の働きによるものだという事です。

          で、この減っているというのは髪の内部が見えるわけではないですから、
          無くなっているのか、一時的に内部のシスティン酸が成分と結合したりして
          無くなっているように数値が出てしまうってだけなのかはわからないのです。

          ただ出してみると減っているといった結果が出るといった感じで、
          研究の方も説明は出来ないとおっしゃっていました。

          ただシリコンが付着して質感があがっているってだけじゃないトリートメントがアドフィルムなわけなんです。

          矯正毛やデジの変性してごわついた髪もシスティン酸が多く生成されていることも原因の一つですから、ウチのサロンでは最近の後処理はほとんどアドシールドをしています。


          傷みの原因となる物質を出来るだけ少なくする施術と、出来てしまったものを抑えるトリートメント。


          これからは重い質感のトリートメントからこういったウェーブの邪魔もしない機能性のトリートメントの時代に変わっていくのかなって思います。


          次回はアドフィルムを使った裏技も書こうと重いますので、
          お楽しみに(^^)
          category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(7) | - | -

          ラフィネカールとアドフィルム

          2007.08.09 Thursday 18:24
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            リスペクツのホームページ見て気付いている方も多いかと思いますが、
            ラインナップが増えました。



            元々エクセルパティエンスさんのヘモグロスは置いていたのですけど、
            エルマンさん商品と昼専用「ブルブルコーム」も並びました(笑


            いちよホームページにあるものなので使い方なり少しご説明いたします。



            ■ブルブルコーム(笑

            これはクシがブルブル震えます。

            。。。


            以上です(爆)

            いちよウチにもあるんですけどね、何とも言えないです。
            なんかPPTとかが浸透している気がするレベルの物です。

            が、振動がお客様には伝わるので話のネタにはなりますよ(笑





            ■パティエンス「ヘモグロス」

            これはヘマチンの高濃度の酸リンス効果の無い処理剤です。

            ヘマチンは鉄(Fe)をもっているのでいろいろな効果があります。

            ●過酸化水素分解 カラー後やパーマ2剤の過水を水に分解します。
            オキシは髪に残留しやすいですから放置しておくとダメージやカラーの退色につながります。
            アフターで用いる場合は2〜3倍くらい濃い目にしようします。



            ●還元ストップ パーマの中間処理などに薄めに用いると1剤の還元剤の効果をストップします。 矯正などで毛先だけ誤って還元しすぎてしまった場合などヘマチンつけてストップさせたりと使えます。
            パーマの中間処理の場合は10〜20倍が目安です。


            ●消臭効果  パーマにおける1剤の反応臭であるメルカプタン臭などを効果的に消臭します。システアミンなどにも効果的です。


            ●毛髪強度アップ  架橋形成する働きがあるので毛髪を硬くする効果がのぞめます。


            注意点
            ※ 反応までに少し時間が必要です。3分くらい放置してください。
            ※ アルカリを除去する効果はありません。なので酸リンスやバッファーも併用してください。
            ※濃く使えば良いってモノではないので使うタイミングを考えて濃度を調整してください。
            ※酸化を促進させますので、カラーに混ぜたり、パーマ1剤に混ぜたり、
            矯正の中間に用いるのは不向きだと思います。





            ■ラフィネカール(エルマン)

            スピエラカーリング剤です。
            スピエラを溶かしている1Aの溶剤を変えることによって、

            従来のスピエラ商品と比べて

            ●臭いが軽減された
            ●ウェーブ効率が上がった(かかりやすくなった)
            ●カラーの退色が少なくなった

            などの改良点があります。

            リボルバーはシステアミンとのブレンド商品ですが、こちらはスピエラだけの商品となっています。
            メイン商材はリスペクツの場合はリボルバーとなっていますが、
            こちらもとても良い商品です。





            ■アドフィルム(オレンジコスメ)

            2ステップの持続性トリートメントです。

            従来のトリートメントは「重い」「ボリュームが出ない」など毛質によっては満足いかない場合もありました。

            アドフィルムはそんな従来あるトリートメントと差別化をはかった商品です。

            特徴として、、

            ■軟毛でペタっとしやすいお客様にもすすめやすい
            ■軽くてサラサラな仕上がり

            もちろんどんな毛質でも質感良くなります。

            ウチではPPT類などを使った後に表面のコート剤として、
            いろいろなメニューに組み込んでいます。

            コストパフォーマンスもバッチリなのと、加温してちゃんとしたトリートメントとしても使えますが、シャンプー台で寝たままつけて流す感じのクイックとして使っても効果的です。

            クイックの場合は両方とも10g程度でいけちゃうので結構良いです。



            エルマンさんの商品を扱うのは、リボルバーの開発をお願いしている関係もあるんです。リボルバーはオレンジコスメさんなのですが、研究は同じなので。そんな感じで僕の作った商品以外にも良いモノを僕の目線で選んだ商品たちをラインナップに増やしていきますので、
            リボルバーシリーズともどもよろしくお願いしますm(。。)m


            category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(6) | - | -

            PPTな話(2)

            2007.07.28 Saturday 23:13
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              前回の話ではアミノ酸の鎖の話や分子量の捕らえ方についてお話しました。


              結構見てもらっているのですねこのブログ(汗)

              コメント待ってま〜す(笑)


              一つブログに関してというか、サロンのHPやミクシイでのコミュや
              日記でも何でもなんですけど、基本的に僕の文章は何かの本や資料を見ながら書くという事は一切ありません。

              確認の為に見直すことはあっても自分の言葉で伝えたいのでそのまま書き写したり、何かを見ながら少し文章変えて書くといったこともなく、自分なりに頭でまとめたことを書いています。


              なので、間違っていることもあるかもしれないですし、こむずかしい単語は出てこないと思います。


              かなりマニアックなくわしい方もいると思うのですが、僕はそんなスタンスで気ままにやっていますので暖かく見守ってくださいm(。。)m



              ではでは。。。


              ケラチンPPTと言ってもいろんな種類があります。

              原料のメーカーはふせますが、どんなPPTの原料があるかお話したいと思います。


              ■分子量400のプレーンなタイプのもの

              かなりアミノ酸に近いくらい加水分解されているので入りやすく抜けやすい
              といった感じのケラチンです。
              ケラチンでもチオなどの還元剤でもそうですが原料を売るメーカーが何社もあるわけではないのでどこのメーカーさんもパンフレットに400のもの
              1200のものとかってなっていると思うんですけどたいてい同じもの使っていると考えて良いわけですね。
              チオといったらどこのメーカーも同じチオの原料を使って工夫してオリジナルにしているといった感じです。



              ■分子量1200のカチオン化されたもの

              プレーンなものに比べてカチオン化されたPPTはアミノ酸の末端を4級アンモニウム化して+に帯電するようにしてあります。

              通常濡れた毛髪は−に帯電している為この+に帯電しているカチオンが吸着しやすくなるわけです。

              ダメージ毛ほど−に傾いているため、ダメージ毛ほどこのカチオンがはりつきやすくなるといった仕組みです。


              ■分子量1200のシリル化されたもの

              これもカチオンと同様に末端アミノ酸にケイ素化合物をくっつけたものです。ケイ素とはシリコンのことですね。

              ヒート○○効果とか言われているものがたいていコレにあたります。

              熱や乾燥によってこの末端のシリコンどおしがくっつくことによって
              表面に皮膜する効果があるという事ですね。

              そしてこのシリコン通しの集まりは水をはじくわけで、毛髪表面を効果的に疎水化することができるのです。

              傷んだ髪というのはタンパク質が流出したダメージホール(ボイド)とよばれる空洞化した部分が多数存在しています。

              このボイドの部分にPPT部分が入り、シリコン部分が表面を覆うようなイメージになります。

              乾燥だけでも吸着するのですが、最近の原料元の資料では温度に関するデータもでていて、このヒートの吸着は60度で加熱するよりも90度で加熱するほうが毛髪表面のキューティクルのめくれを補修する効果があがるそうです。

              が、反面この温度域の髪そのものへのダメージってどうなんでしょ?
              そこらへんのデータがあいまいなのもこの世界の面白いところです(笑)
              物事には必ず二面性があって良い部分しか現れてこないものですね。



              ■分子量1400のアルキルカチオン化ケラチン

              これは油性成分がくっついたケラチンです。ヤシ油だったかな?
              シリル化されたものと同じようにくっつけられた油性成分どおしが集まって
              油性成分の皮膜を形成します。

              この原理として、水と油の反応の利用です。

              水と油は基本的には混ざり合わないものです。なのでこのアルキル化されたケラチンに水を混ぜていくと透明だったものが白く濁って最後には沈殿していきます。

              これは水は水、油は油どおしで同じものどおしが近くに集まろうとする反応なんですね。

              疎水結合だったと思うんですけど、疎水とは水をはじくの意味。
              なので油の性質ということです。

              油の性質を持ったものどおしが集まっていくのですね。

              健康な髪の表面は18MEAでおおわれていて疎水性をしめします。
              なので健康な髪ほどこのアルキル化されたものはくっつきやすくなってしまうのでカチオンというもう一つの性質を併せ持つことで、健康な部分だけに
              張り付きやすくならないようにダメージヘアにも吸着していくように
              作られているのだと思います。

              特徴としては油性成分ですのでツヤ感や重みが他のPPTよりもでます。
              が反面その効果から前処理などにしようすると、薬剤を大幅に減力しますので注意が必要なケラチンです。

              毛髪に吸着しやすく、残りやすいケラチンなので、カラーの退色防止に効果的に働くのも特徴です。




              うう・・・

              長いよケラチン(汗

              疲れたので続きます(−−;
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              PPTな話

              2007.07.15 Sunday 17:50
              0
                最近はケラチンパーマの影響で、いろんなPPTをおとりよせして
                試しているんですけど、かなりの数の原料があります。



                よく、分子量とかで400・1000・10000・35000などの
                ケラチンPPT配合なんて言っているメーカーさんがあったり
                しますけど、ほんといろいろな数があるんです。


                でも、メーカーの商品の数ほど原料を作っているメーカーって
                あるのでしょうか?


                答えはNOです。


                その原料を卸しているメーカーはケラチンとかのPPTであれば
                主なメーカーは3〜4社程度なのです。


                で、それを各メーカーはいろんな基準を元に化粧品へとかえていくのですけど、同じ原料がメインであるのに、あるメーカーは髪が再生するとか言っていたり、またあるメーカーは奇跡の薬であるかのように言っていたりしますけど、そんなことって無いのですね。


                もしそうであれば各原料をそのままテストしているウチのサロンは
                すごい商品を作ってしまってお客さんの髪は絶対傷まないサロンとして
                有名になって儲かっているはずです(爆


                いつも脱線しっぱなしで戻ってこないので今日はそうゆう話じゃなくて
                どんなPPTがあるのかな?ってお話です。


                ■ケラチン

                他のタンパク質にはあまり見られないシスティンというアミノ酸組成が
                多く、硬いタンパク質です。

                このシスティンがシスチン結合という強固な結合をすることで、
                髪やつめは硬いのですね。

                髪は8割以上はこのケラチンタンパクでできています。

                キューティクルだろうが内部のコルテックスであろうが全てはケラチンです。

                PPTとして使用されるケラチンの原料は羊毛がメインです。
                髪のケラチンのアミノ酸の組成と似ていることが主な理由です。

                このケラチンをアルカリや熱、還元剤などを用いて加水分解して得られる
                ものをPPTといいますね。

                高分子であるケラチンPPTを加水分解して低分子にしているわけです。


                タンパク質はアミノ酸の集合体です。

                ◎○●○●◎●○○

                ↑のようにアミノ酸が鎖状に連なっているイメージですね。

                これがどんどん繋がっていって螺旋状の構造をとるのです。

                この螺旋構造をαへリックスといいタンパク質はこのアミノ酸がつらなって
                この構造をとるのが特徴です。


                各アミノ酸はペプチド結合でつながっています。

                このアミノ酸の長い鎖を切って使いやすい長さにすることを加水分解という
                のです。


                ですから低分子・高分子という言葉がありますが、これはアミノ酸の鎖の
                長さをあらわすのであって、低分子が小さくて高分子が大きいという事では
                ないことです。


                そして、このアミノ酸通しが縦でも隣り合うペプチド鎖でも、アミノ酸どおしが手をつなぐことを側鎖結合といいます。

                システィンどおしが手をつなぐことをシスチン結合
                塩基性アミノ酸と酸性アミノ酸が手をつなぐと塩結合

                といった感じです。

                主鎖であるペプチド鎖と、側鎖とで強靭なタンパクとなっているんですね。


                ペプチド鎖を切っていくことで分解されたケラチンを僕らは使っているわけですが、ケラチンというたんぱく質は20種類のアミノ酸で構成されています。

                一個のアミノ酸の分子量をだいたい100程度だとすると、最低でも
                2000以上の分子量が無いと構造が壊されすぎている状態になりますね。


                400とか言う低分子のアミノ酸はどういう状態かというと、
                ほとんどアミノ酸レベルにまで分解されているという事なので、「
                水溶液中にシスティンを含むものもあれば。含まないものもあるという
                感じで、アミノ酸が3つ程度つながったものが入っていますという
                感じになります。

                逆に30000とかの高分子になると、構造をあまり壊されていないケラチンということになりますのでシスティンの含有量も多い長い鎖の状態で
                入っているという事になります。



                これはコラーゲンだろうが小麦であろうが同じような感じと考えて
                いいと思います。


                長いので次回に続きます。
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                エアウェーブのその後〜

                2007.06.29 Friday 16:57
                0
                  お久です楽しい


                  最近忙しくて更新していなかったんですけど、最近のエアウェーブ事情の
                  お話です。


                  mixi内のコミュでも、やれ「エアウェーブでビビッってしまった」だの、
                  「毛先がパサつく」だの言っている人も増えてきました。


                  お薬でもそうなんですけど、臭いから使わないとか手荒れするから使わないとかってあると思うんですけど、僕の考えはマイナス要素以上の結果が出ればオールOKという単純明快な結論です。


                  なのでエアウェーブもうるさいと施術時間が長いとかってことよりも、
                  お客様が喜んでくれれば良いですし、文句言われる前に首疲れますし、
                  うるさいですし、時間もかかりますけど良いですか?って聞いてから
                  使うようにしています。

                  なので最後に疲れたとかって文句もありますけど、良いと思った方は
                  再来されますし、再来しないケースってうるさいからって理由じゃないと思うんですよね。

                  来ないのは仕上がりが悪かっただけで、機械のせいじゃないってことを
                  理解していればマイナス要素は特別問題無いんじゃないかなって感じています。

                  薬もしかりです。

                  ある程度の説明をきちっとした上で施術してる場合において、臭いは
                  お客様のそのお店に対するマイナス要素には感じていないはずです。

                  あるとすれば、スピエラ使って「臭い思いまでしたのに変だった」こんな
                  理由だと思うのです。


                  というわけで、エアウェーブ好調です。


                  無駄な酸リンスの工程を省きました。

                  PHコントロールよりも水分のコントロールが大切なようです。
                  からからすぎるとちょっと微妙。

                  PH落とすと質感も微妙になる場合があったのと、クリープ前に酸リンスする意味が不明だったのでマニュアルはあいかわらず無視(笑


                  初期導入に勝手についてきたエステシモの薬は普通にコールドで使う方が
                  質感良かったりします(爆


                  薬の質感をさも機械の特性のようにいっちゃうメーカーの口車にのせられちゃうと本末転倒ですね。


                  クリープとは髪を柔らかくする理論ではないです。

                  そんなことどこにも書いてなかったような気がします。
                  (書いてあったらごめんなさい)

                  理想的はカール形成の理論なわけで、コールドよりも持ちが良いとか
                  その程度の理屈なはずです。


                  そして工程は普通のパーマと同じなので、コールドと変わらないんですよね。

                  それなのに、まるでエアウェーブじゃなきゃって感じになってしまったり、
                  エアウェーブだから薬はコレってわけでは無いと思います。


                  コールドでこの髪にはきついなって薬はエアだから使えるわけじゃないでしょうし、コールドだったらお断りするような髪がエアならできるわけでは
                  無いということ。

                  途中に熱や乾燥が入るのだから、水洗きちっと、中間にPHコントロールじゃない処理剤の使用もケースバイケースで必要。


                  それと、水洗時に削いだ髪がばらばらと出てきちゃってる場合、
                  そのまま乾燥工程に入れば毛先はパサツくのは当然なのかなって思ってみたり。


                  という事で僕はこんな感じで現在処理しています。


                  前処理:ほぼなし。
                  薬剤は基本リボルバースピーダー(中性シスアミ)
                  ローダメージはリボパワード(アルカリチオ)

                  このときにパサツキの出やすい毛先には、リボ油バー(来月くらいには発売できると思うのですが、オイルです。このオイルにスピエラを添加したオイル
                  還元剤にしています)


                  テストカール:7割って意味わからんので、普通のテストです。
                  アルカリであれば締まるだろうなって思って甘めに、シスアミは中性なので
                  ロッドなりかテストよりもややきついくらいにかかるだろうなって程度、
                  スピエラ使用の場合はコールド使用と同じようにしっかりテストカールで
                  カールの出具合を見る。


                  機械を使うからテストのやり方を変えるのではなくって、アルカリか中性か
                  酸性かどのPH域の薬剤を使用するかでテストの具合を変えるわけです。

                  なので、エアで7割還元を勘違いして、エアは弱いカールしか出ないという人もいますけど、全くそんなことはないし、仕上がりも良いです普通に。



                  中間水洗後が僕は気を使います。

                  クリープ前にどんな処理をするかです。

                  質感調整の為にスピエラを使います。

                  ツヤと柔らかさが抜群に違いがでますし、毛先の変ながさつきも軽減しています。

                  開発中のケラチンパーマを3倍希釈したもの(ダメージレベルによって
                  変えます)に通常のスピエラ濃度の4分の1程度少量リボの1Aを入れるのです。

                  通常は1:10なので、0.3:10程度になるようにですね。

                  これもダメージレベルに応じてです。

                  アリミノさんのデジのホットコスメの方法に似ていますね。
                  野村先生とお話した時にほんのちょっとのスピエラなら傷まないよと
                  アドバイスされていたので応用してエアに使ったわけです。

                  後は普通にクリープ〜〜バキュームという工程です。

                  テストの仕方と考え方を変えることと、中間処理を考えることで、
                  かなり仕上がりが満足いくものになってきました。


                  後はコールドの延長線上で考えていくという事です。
                  決して特別なものではないと思うので、、、


                  あと、機械買わなくても遠赤とドライヤーで出来るんじゃないか?
                  という質問がありますが、答えはできます。

                  似たような質感でるんじゃないでしょうか。

                  めんどくさいことが出来るか機械に頼るかのさだけかなって思う部分も
                  ありますよね。


                  ただ気持ちの部分で、お客様はある意味無駄なように見える機械に
                  満足感を感じている場合ってあると思います。
                  なのでウチでは機械を導入しているんですけどね。


                  今のところこんな感じでエアウェーブ良い感じです(^^)



                  ただ。。。



                  一ヵ月後にはたぶんやり方変わってますけど(爆


                  飽きっぽいんですね基本的に(汗


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                  最近の仕事

                  2007.06.11 Monday 19:18
                  0
                    リスペクツでというより個人的に勝手に作ってる物も数多くあります。


                    これはサロンで使う用に僕が調合しているものたちです。


                    サロンにある補修剤関係はほとんど全て自分で作った自作品です。


                    今のところは10種程度に絞られていますけど、あたらしい原料が来たり、
                    お客様のカット中にひらめいたりしてそのまま作ったり(笑)するので、
                    毎日一個はなんか作っています。


                    作っては使って作っては使ってって感じで、だいたい50種類程度の
                    補修系の原料が揃っているので、ヒマなときはお客様のカウンセリングに入って毛髪診断した後に薬剤を選定して、シャンプーしてもらっている間に、

                    使う薬剤・髪の状態・求める質感・デザインを考えて即興で裏で
                    その人の為の処理剤を作ります。

                    たいしたもんじゃないんですけどね(汗


                    で、使ってみて良かった物を3軍選手として登録します。


                    数名に試してそこそこ結果が良かった物は2軍入りです。


                    この2軍になると、3種類のPPTをミックスしているのだとすると
                    数名に使ったときの感触を元に各成分の配合比率などを微調整している状態です。


                    さらにこの2軍補修剤を試して、ある程度万人向けだと判断されて、
                    今ある1軍補修剤と仕上がり比べたときにひけを取らないと判断されると
                    、スタッフに使い方や内容成分を話して1軍として使われることになります。



                    こんな感じでそのままをたくさん使うのでは無くって、自分なりに
                    商品にして足したり引いたりを繰り返しつつ一つの物にしているのです。



                    で、この中でさらに特化した何かがあるものがリスペクツの商品に
                    なっていく予定です(^^;

                    そこらへんは曖昧です(笑


                    で、そんな中で一つこれから発売しようと思ったものがあります。


                    こいつは不思議なもんで、チオやシスなどの還元剤を入れていないのですが
                    ケラチンなのにウェーブ形成しちゃうんですびっくり


                    サルファイトなども添加していません。


                    ケラチンだけなんですね。



                    前々から疑問に思っていたものなんですけどね。

                    実験したらかかってまったので今研究中なんです。



                    そのケラチンだけではウェーブ形成が弱いのでウェーブ効率を還元剤なしで
                    出来うる限り上げてハイダメージ毛であれば毛髪補修と、ウェーブ形成が
                    同時に出来てしまうようなものを作りたいんですね。


                    夢のような話と思うのですけど、今まさに近づきつつあります。


                    原料はたいした事ない昔っからあるケラチン原料の一つです。


                    これを実現するためにこのケラチンのフォローをする添加剤のPPT達の
                    選定にも頭悩ませています(^^;


                    今のところ

                    ■アルギニン (ややpHを塩基にふる為)
                    ■ペリセア  (ウェーブ効率アップと質感)
                    ■シリル化ペプチド (ケラチン・小麦・大豆など数種試します)
                    ■尿素   (質感とタンパクを柔らかくする効果の為に尿素と誘導体になっているエチルウレアを試しています)
                    ■???  (これも前からある原料なんですけど、安定性が悪いため
                    あんまり何処のメーカーも使っていないんですよ。でも。。。)
                    ■ナノリペア  (リポソーム化されたセラミドですね。熱を使った処理方法をする場合(デジなど)に高温にいるタンパクどおしの癒着・融着を防ぐ目的です)


                    ま〜ざっとこんな感じなんですけど、(実際はもっと試しますが)、メインとなるケラチンにこいつらをどの濃度で何を使っていくか?



                    何万通りもあるミックスの比率(汗


                    適当に全部入れてもコストかさんでウェーブ形成の邪魔になるのは
                    わかりきっているので、気の遠くなるような話ですがじっくり時間をかけて
                    珠玉の一品に仕上げたいと思います。



                    お楽しみに〜☆
                    category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(0) | - | -

                    化粧品産業技術展 CITE Japan2007

                    2007.05.17 Thursday 12:35
                    0
                      第3回を迎える化粧品産業技術展に行ってきました。


                      期間は5・16〜18までの3日間。
                      場所はパシフィコ横浜です。


                      どんなものかと言うと、化粧品の原料メーカーさんの原料の出展です。

                      最新の原料が一同に集まる2年に一度の展示会です。



                      僕もお薬の処方にかかわる身としてみておかなければいけないなって
                      思っていて今年はサロンをお休みして行って来ました。


                      ヘアケアの原料・スキンケアの原料がメインです。

                      50を越える原料メーカーのブースを見て回って商品開発に生かせそうな
                      ものを物色してきました(^^)


                      普段私服な僕はこんなときだからなってスーツ久しぶりに着たんですけど、
                      二十歳の時にオーダーで作ったモッズっぽいぴたぴたのスーツだったので、
                      やはりメタボリックの波をうけているウエストがきつきつで10年の歳月は
                      ここまで体型を変えるのかと年を感じました(笑



                      ま〜そんなこんなでお腹きつきつでご飯食べたら北斗の拳状態で洋服が
                      張り裂けると思ったので朝食昼食はほとんど食べづ朝からブースをずっと
                      回っていました。



                      途中1時間くらいリトルサイエンティストの野村先生と合流して、
                      一緒にブースを回って面白そうな原料を紹介していただきました。

                      野村先生はとても気さくな方で初めてお会いしましたがいろいろ勉強させて
                      いただきました。


                      原料のことなんであんまり書いてもわからないかもしれませんが、
                      使いたい原料がたくさんありました☆


                      成和化成ではエンドウPPTが出ていたんですが、低分子なんで
                      どうなの?って思ってましたが触ると結構質感よくって何か誘導体と一緒に
                      使ったら面白そうだなって思いました。
                      成和のブースには30分くらいいて話聞いてたんですが、成和原料はほとんど使ったことあるで聞くことは無かったんですけどキレイなお姉さんが
                      話てくれたので聞いちゃいました(爆

                      何を見に行ってるのかって話です(笑

                      知識のあるおっさんよりも何聞いても答えられないけどキレイな姉ちゃんの
                      方がいいですよね(爆


                      キューピーのカチオン化のヒアルロン酸も使い道ありそうだな。。

                      それと旭化成のペリセアも元々使ってるけど、最近はウェーブ効率の
                      データとかもだしてきていて、メールマガジンで情報を流してくれる約束を
                      してきました。


                      海苔ペプチドや、小麦・エンドウなどPPT系は最近の流れは植物性なんですね。
                      いくつか植物系のPPTでも良さそうなものがあったのでサンプルをお願いしてきたので実験ですね。


                      低分子のφ型羽毛ケラチンなどPPT系を見つつ、野村先生に面白い消臭あるよなんて言われて消臭剤のサンプルをもらいつつ、各ブースで資料もらっていたらかなりの重量になってしまいました。。。


                      こんなのゆっくり見てたら一日じゃ回りきれないです(^^;


                      でも今後の原料のトレンドを知ることは、しいては今後の美容会のお薬の
                      トレンドを掴むことになるので有意義な一日でした。


                      疲れ果てて新宿で2回戦に突入!!


                      途中で別れた野村先生と新宿で飲み会です☆

                      リスペクツマネージャーのみかどと落ち合い、野村先生を交えて
                      ちゃんこ鍋食べてきました!


                      化粧品産業展よりも実はこっちが本番です(笑


                      夢を語ってきました。

                      業界を変える風になろうと思います!!!


                      あっという間に時間は過ぎちゃいました。



                      良い物を作り続けようと心に決めた一日でした。


                      この一日を生かした商品が今後出てくると思いますので、
                      お楽しみに☆


                      また、いろいろ助言くださった野村先生

                      ありがとうございましたm(。。)m

                      今後ともご指導ご鞭撻ヨロシクお願いします(^^)

                      定期的に会開きましょうね!!!
                      category:ケミカル的なコラム | by:しゃんてcomments(0) | - | -

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